養父市おおや堆肥センターの春秋期「堆肥散布」事業について
令和7年春(令和7年3月~4月)堆肥「散布・配達」申込書のダウンロード
下記のファイルをダウンロードしてご利用ください。
令和7年【春】(R7年3月~4月)堆肥「散布・配達」申込書(PDFファイル:1004.5KB)
令和6年【秋】(R6年9月~11月) 堆肥「散布・配達」申込書(PDFファイル:1.2MB)
- (春)散布事業の対象地区は、養父市内全域としています。
- (秋)散布事業の対象地区は、大屋地域全域、八鹿町八木地区のみです。
- 申込み期限後の提出は、「養父市おおや堆肥センター」に直接提出してください。
- 提出後に、記載内容の変更等がありましたら、「養父市おおや堆肥センター」に、直接ご連絡ください。
堆肥の「配達・散布」事業について
市では、「有機の郷づくり」を目指して水田、畑等に堆肥の「配達・散布」事業の取り組みを行っています。
市内における堆肥の散布事業は、次の事務所、団体等が協力して運営を行っています。
- JAたじま八鹿営農生活センター(電話 079-662-4141)
- 養父市産業環境部農林振興課(電話 079-664-1451)
- 養父市おおや堆肥センター(電話 079-664-1812)
- 養父市堆肥散布組合(市内畜産農家による組織)
- 養父市有機の郷づくり推進協議会(農林振興課内)
- 兵庫県但馬県民局 朝来農業改良普及センター
堆肥の施肥効果について
土づくりには、堆肥投入が欠かせません。良質な堆肥を投入することで、土の堆沃度、物理性、生物性を改善する効果があり、化学肥料を少なくする事が可能です。肥もちが良くなり、作物の根が張りやすくなります。
1.有機肥料について
耕作地に有機肥料としての「堆肥」を与えた場合には、一般的に農地の土づくりに次の効果があるといわれています。
- 堆肥により土の団粒化が進み、土がフカフカになる。(土の粒子間に空隙が出来る。)
- 有機物が分解された腐食には、肥料分を吸着する働きがあり保肥力が高まる。
- 土壌中に有用な土壌微生物の種類と量が増加するため、病害虫の被害が出にくくなる。
- 堆肥中に植物の成長に必要な三要素(窒素・リン酸・カリ)と微量要素が含まれている。
2.化学肥料について
植物の生長には、水と光だけではなく窒素・リン酸・カリ成分が不可欠です。
- 化学肥料は人工的に合成された肥料で、植物の生長に必要な各成分が直接含まれています。
- 化学肥料のみ多用していると、土に腐植質が減少し、土中に微生物や小動物が少なくなるとともに、土の団粒化がなくなり、結果的に土が固く痩せた状態になります。
- 化学肥料と有機肥料としての「堆肥」をバランスよく使用することで、土壌が改善され、植物の生長・収穫・品質の改善につながることとなります。
3.ご利用者からのご意見について
水田や畑に堆肥(おおや有機)を散布をされた方から、おおや堆肥センターに次のご意見が寄せられています。
- お米の食味が美味しくなった。
- お米の1粒単位の形状が大きくなった。
- 畑作のおける野菜や収穫果樹の形状が大きくなった。
- 畑の土がフカフカになって、耕耘作業や根菜類の収穫作業が楽になった。
- 玉ねぎ等の野菜の食味について美味しくなった。
- 雑草除去作業が容易になった。
散布時期、散布対象地域について
散布時期 | 散布対象地区 | 主な散布主体名 | |
夏秋期の散布 | ニンニク施肥 6月~8月 水田、畑施肥 9月~11月 |
大屋町全域 八鹿町八木地区 |
養父市おおや堆肥センター |
上記以外の地区 (八鹿・養父・関宮) |
養父市堆肥散布組合 | ||
春期の散布 | 水田、畑施肥 3月~4月 |
養父市内全域 | 養父市おおや堆肥センター (養父市堆肥散布組合) |
- 養父市おおや堆肥センターでは、堆肥をフレコン袋(400kg)で配達し、散布機械(マニアスプレッダ)で水田、畑等への散布を行っています。
- 養父市おおや堆肥センターにおける夏秋期、及び春期における堆肥の施肥量能力は、堆肥供給量、配布・散布施肥量、天候(雨天は作業中止)等を考慮すると、夏秋期では約1500袋/シーズン(ニンニク施肥を含む)、春期では約300袋/シーズン程度となっています。
- 水田等への秋散布については、施肥地区のおおまかな順路を定めています。なお各年度単位において施肥地区順位を変更していますので、当該年度申込書をご確認ください。
配達・散布に関する条件等について
- フレコンの配達時において、クレーン付き3トントラックが「安全に進入」、「安全に退出」できるとともに、クレーン操作、堆肥散布が安全に行えるほ場を対象としています。
※申込書を受理していても、堆肥の配達職員が、配達時において車両等の安全作業ができないと判断した場合は、当該ほ場への配達・散布をお断りさせていただきます。
- 申込書を受理した後に、散布誤りを防ぐため「堆肥散布場所指示書」(※赤地白抜き票)を、送付しますので、必要事項を記入し、各ほ場入口付近に設置していただくようお願いします。なお、旧年度の「堆肥散布場所指示書」は撤去してください。
- 提出期限を超えて提出された追加申込書につきましては、当初の申込書の散布完了後の散布となる場合があります。
堆肥散布の追加引受について
- 養父市おおや堆肥センターでは、散布対象地区のすべてのほ場の配達・散布がすべて完了した後に、センターの散布処理能力において配達・散布が実施できる場合のみ、他地域への配達・散布を行うことがあります。
- 市内全体の作業性、効率性等を考慮し、各農会単位での配達・散布の引受けとします。
- 散布農会等の選定は、関係機関(農林振興課、堆肥散布組合、その他)との各協議により決定します。
- 農家個人から、各ほ場単位での配達・散布の引き受けは出来ません。
配達用の3tトラック(クレーン付)
堆肥散布機 (マニアスプレッダ)
申込書による配達・散布に係る単価(税込)について
区分 | 堆肥 フレコン袋入(400kg) | 摘要 | |
配達のみ | 配達・散布 | ||
堆肥代 | 1袋1,442円 | 1袋1,442円 | |
散布料 | - | 1袋412円 | 堆肥散布申込書による散布料 |
配達料 | 1袋309円 | 1袋309円 | 堆肥散布申込書による配達料 |
合計額 | 1袋1,751円 | 1袋2,163円 |
・表記の堆肥等の単価は、全て消費税込み価格です。
(注)年間を通じて市内全域へ配達販売している一般注文(電話・ファックス等)によるフレコン袋の配達料は、1~6袋注文をすべて1車扱いとし、一律1,545円(1車あたり)のご請求となります。
散布補助金について
所定の申込書により、散布を申し込まれた場合は、10アールあたり1,000円の補助金を市が支給します。
ただし、補助対象は、10アールあたり1トン以上の散布をした場合に限ります。
堆肥施肥量の目安について
作物名 | 施肥量の目安 (10アール=1反=1000平方メートル) |
注意事項 |
水稲 | 10アールあたり1~2トン (2.5~5袋) | 散布後は、早めに耕耘しましょう。 |
露地野菜 | 10アールあたり2~3トン (5~7.5袋) | 作付け2週間前までには施肥、耕耘しましょう。 |
堆肥の施肥量について
- 堆肥(おおや有機)は、土づくり資材です。
栽培時には、有機肥料、化学肥料等を併せて適正に使用しましょう。 - 水田で、毎年堆肥を散布している場合は、元肥の施肥量を減らすなど、各自で調整しましょう。
堆肥の「配達のみ」申込書に係る取扱いについて
- 配達時に、フレコン袋の据え置きは出来ませんのでご了承ください。
- 事前に配達予定日時をご連絡しますので、排出場所での立会いをお願いします。
- 後日に畑散布する場合は、必要により雨対策用のブル-シート等をご準備ください。
- 作物により、配達希望時期がありましたら、「〇月上旬希望」等の付記をお願いします。
※ 配達月日の指定はできません。
堆肥の配達・散布の金額例について
10アール (1反、1000平方メートル) 当たり、5袋(10アールあたり2トン)の堆肥を配達・散布した場合は、次のとおりです。
区分 | 数量 | 単価 | 配達・散布時の金額 | 配達のみの金額 |
堆肥代 | 5袋 (10アールあたり2トンの施肥) |
1袋あたり1,442円 |
7,210円 | 7,210円 |
配達料 | 5袋 |
1袋あたり309円 |
1,545円 | 1,545円 |
散布料 | 5袋 |
1袋あたり412円 |
2,060円 | - |
請求額の合計 | 10,815円 | 8,755円 | ||
市の補助金 | 散布10アールあたり | 1,000円 | 1,000円 | - |
差引金額 | (実質負担額) | 9,815円 |
ただし、補助金は、散布料金を納付後、対象者の口座に振込まれます。
堆肥「配達・散布」申込書の記載説明について
「おおや有機」に係る堆肥「配達・散布」申込書に関する記載説明です。
申込者情報について
- ご住所
- ご氏名、押印 (自署の場合は、押印の省略可)
- 電話番号(携帯電話番号) をご記入ください。
- 堆肥の注文数の合計 (フレコン袋数)
配達・散布について
- 散布を希望するほ場単位 (一連の畦畔に囲まれた農地単位) で、ご記入ください。
- ほ場の大字、字、地番 (複数番地で形成している場合は全地番を連記してください。)
- ほ場単位の耕作面積 (アール単位でご記入ください。)
※耕作面積は、養父市に提出した「営農計画書」等の面積を参考にしてください。
※面積単位の「1アール(1a)」とは100平方メートルとなります。
よって、10アール(10a)=1反=1000平方メートルとなります。 - フレコン袋の散布袋数 (1袋あたり400kgで算定してください。)
- 特記事項があれば記入 (例:1筆中の転作畑への部分散布、ニンニク施肥等)
図面の記載について
- 図面に、ほ場の番号(表中と同じ番号)、地番をご記入ください。
- 複数地番が、一筆のほ場形状になっている場合は、その旨の説明書きをお願いします。
- 図面に、なるべく公共施設、道路名、河川名、バス停名、橋名、その他のわかりやすい施設名等をご記載してください。
- 各地図やインターネット上の航空写真に記入し提出いただいても構いません。
申込書の提出、保管等について
次の例を参考にし、各地区の実例により提出してください。
- 各地区の農会、地区農協委員、地区購買委員等を通じてご提出してください。
- 申込書は、各農家→地区農協委員様等→JAたじま→市役所農林振興課→養父市おおや堆肥センター等の実施主体へと提出されていきます。
- 申込書の原本は、養父市おおや堆肥センターにおいて保管します。
- 提出後に、記載内容の変更等がありましたら、「養父市おおや堆肥センター」に、直接ご連絡ください。
お問い合わせ先
養父市おおや堆肥センター
〒667-0306
兵庫県養父市大屋町宮垣480番地
電話、ファックス 079-669-1812
堆肥センターサイトマップ(リンク)
農林振興課
〒667-0198
養父市広谷250-1
電話番号:079-664-0284
ファックス番号:079-664-2528
更新日:2025年01月15日