養父市おおや堆肥センターの春秋期「堆肥散布」事業について

更新日:2023年12月20日

令和6年春(3~4月)堆肥「散布・配達」申込書のダウンロード

下記のファイルをダウンロードしてご利用ください。

令和6年【春】(R6年3月~4月)堆肥「散布・配達」申込書(PDFファイル:1006.1KB)

令和5年【秋】(R5年9月~11月) 堆肥「散布・配達」申込書(PDFファイル:766.7KB)

  • (春)散布事業の対象地区は、養父市内全域としています。
  • (秋)散布事業の対象地区は、大屋地域全域、八鹿町八木地区のみです。
     
  • 申込み期限後の提出は、「養父市おおや堆肥センター」に直接提出してください。
  • 提出後に、記載内容の変更等がありましたら、「養父市おおや堆肥センター」に、直接ご連絡ください。

堆肥の「配達・散布」事業について

市では、「有機の郷づくり」を目指して水田、畑等に堆肥の「配達・散布」事業の取り組みを行っています。

市内における堆肥の散布事業は、次の事務所、団体等が協力して運営を行っています。

  • JAたじま八鹿営農生活センター(電話 079-662-4141)
  • 養父市産業環境部農林振興課(電話 079-664-1451)
  • 養父市おおや堆肥センター(電話 079-664-1812)
  • 養父市堆肥散布組合(市内畜産農家による組織)
  • 養父市有機の郷づくり推進協議会(農林振興課内)
  • 兵庫県但馬県民局 朝来農業改良普及センター
     

堆肥の施肥効果について

土づくりには、堆肥投入が欠かせません。良質な堆肥を投入することで、土の堆沃度、物理性、生物性を改善する効果があり、化学肥料を少なくする事が可能です。肥もちが良くなり、作物の根が張りやすくなります。 

1.有機肥料について

耕作地に有機肥料としての「堆肥」を与えた場合には、一般的に農地の土づくりに次の効果があるといわれています。

  • 堆肥により土の団粒化が進み、土がフカフカになる。(土の粒子間に空隙が出来る。)
  • 有機物が分解された腐食には、肥料分を吸着する働きがあり保肥力が高まる。
  • 土壌中に有用な土壌微生物の種類と量が増加するため、病害虫の被害が出にくくなる。
  • 堆肥中に植物の成長に必要な三要素(窒素・リン酸・カリ)と微量要素が含まれている。

2.化学肥料について

植物の生長には、水と光だけではなく窒素・リン酸・カリ成分が不可欠です。

  • 化学肥料は人工的に合成された肥料で、植物の生長に必要な各成分が直接含まれています。
  • 化学肥料のみ多用していると、土に腐植質が減少し、土中に微生物や小動物が少なくなるとともに、土の団粒化がなくなり、結果的に土が固く痩せた状態になります。
  • 化学肥料と有機肥料としての「堆肥」をバランスよく使用することで、土壌が改善され、植物の生長・収穫・品質の改善につながることとなります。

3.ご利用者からのご意見について

水田や畑に堆肥(おおや有機)を散布をされた方から、おおや堆肥センターに次のご意見が寄せられています。

  • お米の食味が美味しくなった。
  • お米の1粒単位の形状が大きくなった。
  • 畑作のおける野菜や収穫果樹の形状が大きくなった。
  • 畑の土がフカフカになって、耕耘作業や根菜類の収穫作業が楽になった。
  • 玉ねぎ等の野菜の食味について美味しくなった。
  • 雑草除去作業が容易になった。
     

散布時期、散布対象地域について

市内の堆肥の散布時期、散布地域
散布時期  散布対象地区  主な散布主体名
夏秋期の散布 ニンニク施肥
6月~8月
水田、畑施肥
9月~11月 
大屋町全域
八鹿町八木地区 
養父市おおや堆肥センター 
上記以外の地区
(八鹿・養父・関宮) 
養父市堆肥散布組合 
春期の散布  水田、畑施肥
  3月~4月 
 養父市内全域 養父市おおや堆肥センター
(養父市堆肥散布組合)
  1. 養父市おおや堆肥センターでは、堆肥をフレコン袋(400kg)で配達し、散布機械(マニアスプレッダ)で水田、畑等への散布を行っています。
     
  2. 養父市おおや堆肥センターにおける夏秋期、及び春期における堆肥の施肥量能力は、堆肥供給量、配布・散布施肥量、天候(雨天は作業中止)等を考慮すると、夏秋期では約1500袋/シーズン(ニンニク施肥を含む)、春期では約300袋/シーズン程度となっています。
     
  3. 水田等への秋散布については、施肥地区のおおまかな順路を定めています。なお各年度単位において施肥地区順位を変更していますので、当該年度申込書をご確認ください。
     

配達・散布に関する条件等について

  1. フレコンの配達時において、クレーン付き3トントラックが「安全に進入」、「安全に退出」できるとともに、クレーン操作、堆肥散布が安全に行えるほ場を対象としています。

    申込書を受理していても、堆肥の配達職員が、配達時において車両等の安全作業ができないと判断した場合は、当該ほ場への配達・散布をお断りさせていただきます。
     
  2. 申込書を受理した後に、散布誤りを防ぐため「堆肥散布場所指示書」(※赤地白抜き票)を、送付しますので、必要事項を記入し、各ほ場入口付近に設置していただくようお願いします。なお、旧年度の「堆肥散布場所指示書」は撤去してください。
     
  3. 提出期限を超えて提出された追加申込書につきましては、当初の申込書の散布完了後の散布となる場合があります。
     

堆肥散布の追加引受について

  1. 養父市おおや堆肥センターでは、散布対象地区のすべてのほ場の配達・散布がすべて完了した後に、センターの散布処理能力において配達・散布が実施できる場合のみ、他地域への配達・散布を行うことがあります。
     
  2. 市内全体の作業性、効率性等を考慮し、各農会単位での配達・散布の引受けとします。
     
  3. 散布農会等の選定は、関係機関(農林振興課、堆肥散布組合、その他)との各協議により決定します。
     
  4. 農家個人から、各ほ場単位での配達・散布の引き受けは出来ません。
トラック

配達用の3tトラック(クレーン付)
 

散布機

堆肥散布機 (マニアスプレッダ)

申込書による配達・散布に係る単価(税込)について

各申込期限までに、所定の秋期、春期 堆肥「散布・配達」申込書の提出があった場合のフレコン袋堆肥等の単価
区分 堆肥 フレコン袋入(400kg) 摘要
配達のみ  配達・散布 
堆肥代  1袋1,442円 1袋1,442円  
散布料  -   1袋412円 堆肥散布申込書による散布料
配達料   1袋309円  1袋309円 堆肥散布申込書による配達料
合計額 1袋1,751円 1袋2,163円  

・表記の堆肥等の単価は、全て消費税込み価格です。

 

(注)年間を通じて市内全域へ配達販売している一般注文(電話・ファックス等)によるフレコン袋の配達料は、1~6袋注文をすべて1車扱いとし、一律1,545円(1車あたり)のご請求となります。
 

散布補助金について

所定の申込書により、散布を申し込まれた場合は、10アールあたり1,000円の補助金を市が支給します。

ただし、補助対象は、10アールあたり1トン以上の散布をした場合に限ります。
 

堆肥施肥量の目安について

堆肥(おおや有機)の施肥量 堆肥:フレコン袋(400kg)
作物名  施肥量の目安
(10アール=1反=1000平方メートル) 
注意事項 
水稲  10アールあたり1~2トン (2.5~5袋) 散布後は、早めに耕耘しましょう。 
露地野菜  10アールあたり2~3トン (5~7.5袋) 作付け2週間前までには施肥、耕耘しましょう。 

堆肥の施肥量について

  • 堆肥(おおや有機)は、土づくり資材です。
    栽培時には、有機肥料、化学肥料等を併せて適正に使用しましょう。
  • 水田で、毎年堆肥を散布している場合は、元肥の施肥量を減らすなど、各自で調整しましょう。
     

堆肥の「配達のみ」申込書に係る取扱いについて

  • 配達時に、フレコン袋の据え置きは出来ませんのでご了承ください。
  • 事前に配達予定日時をご連絡しますので、排出場所での立会いをお願いします。
  • 後日に畑散布する場合は、必要により雨対策用のブル-シート等をご準備ください。
  • 作物により、配達希望時期がありましたら、「〇月上旬希望」等の付記をお願いします。
    ※ 配達月日の指定はできません。
     

堆肥の配達・散布の金額例について

10アール (1反、1000平方メートル) 当たり、5袋(10アールあたり2トン)の堆肥を配達・散布した場合は、次のとおりです。

堆肥の配達・散布の金額例 (消費税込み価格)
区分  数量 単価  配達・散布時の金額   配達のみの金額
堆肥代  5袋 (10アールあたり2トンの施肥)

1袋あたり1,442円

 7,210円 7,210円
配達料  5袋

1袋あたり309円

 1,545円 1,545円
散布料  5袋

 1袋あたり412円

 2,060円
請求額の合計      10,815円 8,755円
市の補助金   散布10アールあたり  1,000円  1,000円
差引金額   (実質負担額)    9,815円  

ただし、補助金は、散布料金を納付後、対象者の口座に振込まれます。
 

堆肥「配達・散布」申込書の記載説明について

「おおや有機」に係る堆肥「配達・散布」申込書に関する記載説明です。

申込者情報について

  • ご住所
  • ご氏名、押印 (自署の場合は、押印の省略可)
  • 電話番号(携帯電話番号) をご記入ください。
  • 堆肥の注文数の合計  (フレコン袋数)

配達・散布について

  • 散布を希望するほ場単位 (一連の畦畔に囲まれた農地単位) で、ご記入ください。
  • ほ場の大字、字、地番 (複数番地で形成している場合は全地番を連記してください。)
  • ほ場単位の耕作面積 (アール単位でご記入ください。)
    ※耕作面積は、養父市に提出した「営農計画書」等の面積を参考にしてください。
    ※面積単位の「1アール(1a)」とは100平方メートルとなります。
        よって、10アール(10a)=1反=1000平方メートルとなります。
  • フレコン袋の散布袋数 (1袋あたり400kgで算定してください。)
  • 特記事項があれば記入 (例:1筆中の転作畑への部分散布、ニンニク施肥等)
     

図面の記載について

  • 図面に、ほ場の番号(表中と同じ番号)、地番をご記入ください。
  • 複数地番が、一筆のほ場形状になっている場合は、その旨の説明書きをお願いします。
  • 図面に、なるべく公共施設、道路名、河川名、バス停名、橋名、その他のわかりやすい施設名等をご記載してください。
  • 各地図やインターネット上の航空写真に記入し提出いただいても構いません。

申込書の提出、保管等について

次の例を参考にし、各地区の実例により提出してください。

  • 各地区の農会、地区農協委員、地区購買委員等を通じてご提出してください。
  • 申込書は、各農家→地区農協委員様等→JAたじま→市役所農林振興課→養父市おおや堆肥センター等の実施主体へと提出されていきます。
  • 申込書の原本は、養父市おおや堆肥センターにおいて保管します。
  • 提出後に、記載内容の変更等がありましたら、「養父市おおや堆肥センター」に、直接ご連絡ください。
     

お問い合わせ先

養父市おおや堆肥センター

〒667-0306

兵庫県養父市大屋町宮垣480番地

電話、ファックス  079-669-1812

堆肥センターサイトマップ(リンク)

この記事に関するお問い合わせ先

農林振興課
〒667-0198
養父市広谷250-1
電話番号:079-664-0284
ファックス番号:079-664-2528

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