まちの文化財(211)八木太郎と大屋次郎

更新日:2022年07月22日

加保橋にあるアユの像

大屋川の加保橋にあるアユの像

加保橋にある泳ぐアユの像

加保橋にある泳ぐアユの像

相地橋と八木川

相地橋と八木川

相地橋にあるアユの像

相地橋にあるアユの像

昔は川の魚を取って食べることが大切な暮らしの中の営みでした。人々は魚の捕り方、魚の調理方法、さらに魚の生態などにも深い知識があり、川との関わり方のルールが村の中で共有されていました。

養父市のアユには名前が付いています。八木川のアユを八木太郎、大屋川のアユを大屋次郎と呼んでいます。

現在では5月頃に5グラムから10グラムの稚アユを放流します。それがお盆の頃になると全長25センチメートル、体重150グラム前後に成長するものもいます。初夏の強い日ざしをうけて川底で育つ藻類を食べて大きく成長します。アユは岩や石に付着した藻類を食べることから、1平方メートルほどの縄張りを持っています。

10月になると親アユは、下流の砂礫質の川底に産卵して生涯を終えます。

関宮地域局の東側、県道にそって八木川にかかる歩行者用の相地橋があります。この橋の両側の柵に、水に潜るアユと川から飛び跳ねたアユの彫刻がはめ込まれています。平成8年(1996)に関宮町が建設しました。近くには「鮎釣り専用区、漁期6月1日から9月30日、年券16,000円、円山川漁業協同組合」と書いた説明板があります。

また大屋バス停の近くにある大屋川の加保橋には、4か所にある親柱の上にアユの彫刻が設置されています。台座には「香魚 大屋次郎」の文字があります。昭和60年(1985)に大屋町が建設しました。香魚というのは、さわやかな食味があることから呼ばれているアユの異名です。

谷常製菓(八鹿町八鹿)では、伝統の銘菓「鮎のささやき」が昭和26年(1951)から70年以上も販売されています。アユはふるさとを代表する川魚です。

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