まちの文化財(68) 図説養父市城郭辞典

更新日:2019年11月18日

城郭辞典と養蚕農家報告書

         城郭辞典と養蚕農家報告書

図説養父市城郭辞典の内容

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養父市には多くの城郭があります。八木城跡のような国指定文化財になっている豊臣大名の城郭から小規模な「村の城」と呼ばれるものまで様々な形のものです。

ここで質問をします。第1問「養父市には幾つの城郭がありますか」、第2問「但馬地方には幾つの城郭がありますか」。正解は「60城です」と「220城です」。つまり養父市の城郭は、但馬地方全体の約27%にあたります。「そんなに多くの城郭が養父市にあるはずがない」という意見もあります。しかし集落の裏山には「城山」という地名がよく見られます。そうした場所には必ず中世城郭跡が残されています。

養父市教育委員会では、平成19年度から21年度まで養父市内の中世城郭跡の調査を行いました。調査した城郭は、八鹿地域17城、養父地域20城、大屋地域13城、関宮地域10城です。合計60城です。 調査は、現地で巻き尺と方位磁石を利用して城郭の平面図(縄張り図)を作成しました。曲輪、堀切、竪堀、石垣などの遺構の構造を図面に書いて調査しました。

「但馬にやってきた事がない武将は、次の中でだれですか。山名宗全・羽柴秀吉・山中鹿之助・織田信長・藤堂高虎」。1人を除いた武将は、但馬で生活をしています。正解は、織田信長です。こうした武将の時代に使われた城跡が養父市にも残っています。

今回、『図説養父市城郭辞典』を発刊しました。市内にある60城だけでなく、旗本陣屋や中世寺院跡、中瀬金山町や八木城跡の調査結果も掲載しました。

また養父市内にある3階建養蚕農家住宅を近畿大学学生が調査しました。これを『養父市3階建養蚕農家外観分布調査報告書』として昨年発刊しています。ふるさと養父市の魅力を再発見する調査資料です。

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