地域自治組織について

地域自治組織とは、地縁的なつながりのある旧小学校区のエリアに住む人たちで構成された住民組織をいいます。現在、養父市内には18自治組織が設立されています。

まちづくり基本条例の基本理念に基づき、持続可能な地域をめざし、地域内の各集落や各種団体等が連携、協力しながら連合的な組織として、コミュニティづくりを行うとともに、さまざまな地域課題の解決を図ります。それぞれの集落機能をカバーし、住みよい地域を創っていくための新しい協働の形です。

集落の枠を超えた連携の仕組みを構築し、地域住民はもちろん、地域の出身者や地域づくりに協力してくれる人など、幅広い人材の参画と協働により、二つとない自分たちの地域を次世代へつないでいきます。

市では、まちづくりを進めるうえでの基本的なルールや仕組みについて、「まちづくり基本条例」に定めています。

条例では、まちづくりの基本原則を、「市民主体」、「相互協働」、「地域尊重」としています。つまり、まちづくりの主体である市民一人ひとりが、市民同士、また市民と市が理解と信頼をもって協働し、暮らしの基盤である地域コミュニティの個性と自主性を尊重したまちづくりを進めていきます。

この基本原則のもと、持続可能な地域づくりを進めるため、多様な地域コミュニティを包括する地域自治組織を設置することができるとしています。

認定地域自治組織に対して、持続的な地域自治の活動を進めるため財政的支援を行っています。

・養父市地域自治組織の財政支援に関する条例(PDFファイル:99.3KB)

・養父市地域自治組織の財政支援に関する条例施行規則(PDFファイル:456.5KB)

市職員5人以内で構成される地域担当チームを地域自治組織ごとに配置しています。

地域と行政のパイプ役として、担当地域への情報提供や地域づくりの支援を行い、地域住民のみなさんと一緒になって課題の解決方法などを考えていきます。

・養父市地域担当チーム設置要綱(PDFファイル:102.5KB)