養父市は「2050年ゼロカーボンシティ」を表明しました

更新日:2023年06月02日

近年、地球温暖化の進行が原因と考えられる酷暑や暖冬、スーパー台風とも呼ばれる凶暴化した台風、また、線状降水帯による集中豪雨などが全国各地で頻発しています。

地球温暖化対策に関する国際的な枠組みである「パリ協定」では、世界平均気温の上昇幅を産業革命前と比べ、2度を十分に下回り、1.5度に抑える努力をすると掲げられ、国連の「気候変動に関する政府間パネル」は、2023年3月に公表した第6次統合報告書で、世界の温室効果ガスの排出量を2035年までに2019年比で60%削減する必要があるとの認識を示しました。

2020年10月、政府は「2050年までに二酸化炭素など温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指す」と宣言しました。
養父市においても、地球温暖化の影響は決して他人事ではありません。大きな災害がいつ起きてもおかしくない状況であるとともに、養父市が誇る貴重な自然が危機に瀕しています。

これらを踏まえ、地球温暖化の主要因とされる温室効果ガスの排出低減を目指し、養父市は、2023年6月定例議会の市長行政報告において「2050年ゼロカーボンシティ」の表明を行いました。

養父市には、兵庫県下最高峰の氷ノ山や日本の滝100選に選ばれている天滝をはじめとする美しい自然があり、そこには多種多様な動植物が生息しています。これらの素晴らしい自然環境を損なうことなく、持続可能なまちを次世代に繋いでいくため、養父市は2050年までに二酸化炭素の実質排出ゼロ、脱炭素社会を目指し、各種施策を展開していきます。

市民の皆さま、そして各事業所においても「脱炭素」の意識を持ち、脱炭素につながる行動に取り組んでいただきますようお願いします。

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環境推進課
〒667-0198
養父市広谷250-1
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