伊佐コウノトリ放鳥拠点のコウノトリの飼育を終了そして、野生復帰の取組が新たな段階に

更新日:2024年02月07日

飼育終了&伊佐小学校児童等による見学会を開催

令和5年11月24日、養父市八鹿町伊佐放鳥拠点でのコウノトリの飼育を終了しました。放鳥拠点は、平成24年に市が設置。18羽のコウノトリが生まれ、そのうち7羽のペアから40羽のコウノトリの子どもが生まれました。

野外のコウノトリの個体数が令和5年10月31日現在で380羽となり、順調に増加していることから、放鳥拠点ケージ内での飼育を終えることにしました。

伊佐小学校児童等によるAZペアとのお別れ見学会

伊佐小学校児童等による見学会、飼育終了に至る経過等説明

AZペアを捕獲して兵庫県立コウノトリ郷公園

AZペアを捕獲し、県立コウノトリの郷公園に。AZペアさようなら

野生復帰の取組が新たな段階に

伊佐小学校の児童や地元区民等が見守る中、県立コウノトリの郷公園の職員がケージ内のAZペアを捕獲し、郷公園に連れ帰り、伊佐の放鳥拠点での飼育を終了しました。放鳥拠点は、令和6年度に農地に復旧する予定です。

今後、市では、放鳥拠点ケージでコウノトリを繁殖させて放鳥する取組から、人工巣塔を設置し、野外のコウノトリを市内に定着させる取組に移行します。

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