ツキノワグマの出没に係る適切な対応及び人身被害防止について
全国的にクマ類の出没及びそれに伴う被害が増加しているため、注意喚起します。
つきましては、ハイキングや登山、キノコ採取などで森林に入るときにクマに遭遇しないため、また、集落・人家にクマを寄せ付けないための注意事項について別添資料「ツキノワグマによる人身事故防止のために」を参考にしてください。
ツキノワグマによる人身事故防止のために
ツキノワグマによる人身事故防止のために (PDFファイル: 191.9KB)
クマの出没時間帯把握について
クマは、日の出、日の入りの時間帯に採食行動が活発になります。また、夜間は行動が大胆になります。
この時間帯は、クマのいそうな場所に近づかないでください。
クマの誘引物の除去対策について
- 生ごみを野外、田畑等に置かないようしましょう。クマを誘引します。
- 屋外や納屋などに、果物・穀物・ペットフードなどを置いていると臭いに気づいて食べにくる恐れがあります。
- 収穫しない不要な果樹(カキ・クリなど)の木は、できるだけ伐採しましょう。
- 伐採が困難な場合には、防護対策を行うか、果実を早めに収穫しましょう。
- クマを誘引する恐れのある物(畜産魚業に必要なエサ類・ハチミツ巣箱等)を置いている場合は、防護対策(電気柵等)を行いましょう。
ばったり出会わないために
- クマの生息する山に入るときは音響物(ラジオ、鈴等)を携帯しましょう。
- とくに、雨の日や川沿いでは、人間の臭いや物音がクマに伝わりにくいので、大きな音を出しましょう。
もし出会ってしまったら
相手が野生動物である以上、絶対に安全を確保できる方法はありませんが、一般論として言われている内容を示しますので、参考にしてください。
- クマに気づかれていない場合は、静かにその場を立ち去ってください。
- クマがこちらに気づいていると感じられた場合は、大声を出したり、走ったりするのは、かえってクマを興奮させます。
落ち着いて状況をよく判断してから、刺激しないように、その場からゆっくり立ち去りましょう。
クマ目撃詳細情報について
本年度においても、人里近くにおいてクマの目撃情報が寄せられています。クマは、通常人を避けて生活する動物ですが、急に人と出会うと、驚いて攻撃をすることがあります。
クマの習性を理解して、被害にあわないよう十分な注意をお願いします。
ツキノワグマ出没情報共有システム
ツキノワグマ出没情報共有システム(GIS)では、皆様からいただいたツキノワグマの目撃・痕跡情報が確認できます。
下記のリンクで、【日付】【市町】【表示方式】を指定して、検索実行ボタンを クリックしてください。
兵庫県森林動物研究センター ツキノワグマ目撃情報(外部リンク)
ツキノワグマに関する情報について
クマの目撃、出没に関する情報提供先について
- 環境推進課(電話番号079-664-2033)
- 兵庫県朝来農林振興事務所森林第2課(電話番号079-672-6882)
- 南但馬警察署(電話番号079-672-0110)
クマの目撃、出没情報への対応方針について
兵庫県制定のツキノワグマ管理計画に基づく対応です。
ツキノワグマ管理計画(平成29年3月兵庫県) (PDFファイル: 357.8KB)
クマに関する情報について
下記のリンクをご覧ください。
ツキノワグマの被害防止(パンフレット) (PDFファイル: 2.6MB)
ツキノワグマは、平成23年度に兵庫県レッドデータブックにおいてBランクの「絶滅の危険が増大している種」になりましたが、平成27年度当初の推定生息数の中央値が940頭となり、絶滅の危機を解消するまでに生息数が回復しました。
環境推進課
〒667-0198
養父市広谷250-1
電話番号:079-664-2033
ファックス番号:079-664-1758
更新日:2023年11月22日