ツキノワグマの出没に係る適切な対応及び人身被害防止について

更新日:2023年11月22日

全国的にクマ類の出没及びそれに伴う被害が増加しているため、注意喚起します。

つきましては、ハイキングや登山、キノコ採取などで森林に入るときにクマに遭遇しないため、また、集落・人家にクマを寄せ付けないための注意事項について別添資料「ツキノワグマによる人身事故防止のために」を参考にしてください。

ツキノワグマによる人身事故防止のために

ツキノワグマによる人身事故防止のために

クマの出没時間帯把握について

クマは、日の出、日の入りの時間帯に採食行動が活発になります。また、夜間は行動が大胆になります。

この時間帯は、クマのいそうな場所に近づかないでください。

クマの誘引物の除去対策について

  • 生ごみを野外、田畑等に置かないようしましょう。クマを誘引します。
  • 屋外や納屋などに、果物・穀物・ペットフードなどを置いていると臭いに気づいて食べにくる恐れがあります。
  • 収穫しない不要な果樹(カキ・クリなど)の木は、できるだけ伐採しましょう。
  • 伐採が困難な場合には、防護対策を行うか、果実を早めに収穫しましょう。
  • クマを誘引する恐れのある物(畜産魚業に必要なエサ類・ハチミツ巣箱等)を置いている場合は、防護対策(電気柵等)を行いましょう。

ばったり出会わないために

  • クマの生息する山に入るときは音響物(ラジオ、鈴等)を携帯しましょう。
  • とくに、雨の日や川沿いでは、人間の臭いや物音がクマに伝わりにくいので、大きな音を出しましょう。

もし出会ってしまったら

相手が野生動物である以上、絶対に安全を確保できる方法はありませんが、一般論として言われている内容を示しますので、参考にしてください。

  • クマに気づかれていない場合は、静かにその場を立ち去ってください。
  • クマがこちらに気づいていると感じられた場合は、大声を出したり、走ったりするのは、かえってクマを興奮させます。

落ち着いて状況をよく判断してから、刺激しないように、その場からゆっくり立ち去りましょう。

クマ目撃詳細情報について

本年度においても、人里近くにおいてクマの目撃情報が寄せられています。クマは、通常人を避けて生活する動物ですが、急に人と出会うと、驚いて攻撃をすることがあります。

クマの習性を理解して、被害にあわないよう十分な注意をお願いします。

ツキノワグマ出没情報共有システム

ツキノワグマ出没情報共有システム(GIS)では、皆様からいただいたツキノワグマの目撃・痕跡情報が確認できます。

下記のリンクで、【日付】【市町】【表示方式】を指定して、検索実行ボタンを クリックしてください。 

ツキノワグマに関する情報について

クマの目撃、出没に関する情報提供先について

  • 環境推進課(電話番号079-664-2033)
  • 兵庫県朝来農林振興事務所森林第2課(電話番号079-672-6882)
  • 南但馬警察署(電話番号079-672-0110)

クマの目撃、出没情報への対応方針について

兵庫県制定のツキノワグマ管理計画に基づく対応です。

クマに関する情報について

下記のリンクをご覧ください。

ツキノワグマは、平成23年度に兵庫県レッドデータブックにおいてBランクの「絶滅の危険が増大している種」になりましたが、平成27年度当初の推定生息数の中央値が940頭となり、絶滅の危機を解消するまでに生息数が回復しました。

この記事に関するお問い合わせ先

環境推進課
〒667-0198
養父市広谷250-1
電話番号:079-664-2033
ファックス番号:079-664-1758

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