八木・殿屋敷遺跡の発掘調査(令和2年度)
殿屋敷遺跡
史跡八木城跡殿屋敷地区では、整備方法を検討するために発掘調査を実施しています。令和2年度は、堀で囲まれた方形の館の南西部分で調査を実施しました。西堀と南堀がつながる隅角部の規模や形状、南堀に沿って積まれた石垣の状況が明確になり、堀と石垣で防御した八木城主八木氏の館の姿がより具体的にイメージできるようになりました。
令和2年11月22日(日曜日)、八木城の秋の城上がりイベントに合わせて現地説明会を実施しました。現地説明会資料には、発掘した石垣や堀についての説明や出土した木製品の写真等を掲載しています。特に堀から出土した「三界萬霊十方至聖」と墨で書いた木簡は貴重な発見です。
令和2年度殿屋敷遺跡発掘調査現地説明会資料 (PDFファイル: 4.3MB)
発掘調査区の全景
現地説明会の様子
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更新日:2021年01月06日