9、防災食

更新日:2021年08月14日

今回は夏休みスペシャル。テーマは「防災食をつくろう」です。

災害が発生すると、おうちの中で水道や電気、ガスが使えなくなることがあります。また、お店が営業できなかったり、品物が十分に無かったりして、食べ物が買えなくなることもあります。そんなもしもの時でも、健康に過ごすための食事作りのアイデアを紹介します。

防災食のアイデアは、アウトドアの時や、毎日の食事でもう一品作りたい時にも役立ちます。

夏休み明けの9月1日は「防災の日」です。夏休みの間に防災食作りに挑戦して、知識や経験も備えましょう!

防災食

野菜ピラフ

材料(1人分)

  • アルファ化米 1袋
  • 野菜ジュース 1本

作り方

  1. アルファ化米の袋を開け、スプーンと乾燥剤を取り出す。
  2. 野菜ジュースを袋の内側の線まで注ぐ。
  3. しっかり混ぜて、約1時間待つ。

ポイント

水道・電気・ガスが使えない時にも作れます。
災害時に不足しがちな野菜の栄養を摂ることができます。
手を汚さず食べられるバナナやみかんなどの果物でビタミンを補うと、さらにバランスのよい食事になります。

サバ缶とわかめのごま和え

材料

  • サバの缶詰 1個
  • カットわかめ 適量
  • ごま 適量

必要な道具

ポリ袋 1枚

作り方

  1. ポリ袋にサバの缶詰を汁ごと入れ、わかめを加えて約5分待つ。
  2. わかめが戻ったら、ごまをふりかける。

ポイント

味が濃くなりすぎないよう、サバ缶は水煮がおすすめです。
わかめの戻し率は約12倍です。分量はお好みで調整してください。
ごまをたっぷりかけると香ばしく、食欲をそそります。

切干大根とツナの和えもの

材料

  • 切干大根 1袋
  • ツナ缶 1個
  • しょうゆ 適量
  • 水 適量

必要な道具

ポリ袋 1枚

作り方

  1. ポリ袋に切干大根を入れ、ひたひたに水を注いで約5分待つ。
  2. 大根が戻ったら袋の中でよくもみほぐし、水を切る。
  3. 袋にツナとしょうゆを加え、しっかり混ぜる。

ポイント

災害時特に不足しがちな食物繊維を摂ることができます。
また、しっかりかむことで満腹感も得られます。
切干大根の戻し率は約4倍です。

スパゲッティ

材料(2人分)

  • ツナ缶 1個
  • トマト缶 1個
  • ピーマン 1個
  • 玉ねぎ 2分の1個
  • 塩 小さじ2分の1
  • 胡椒 少々
  • 固形コンソメ 1個

 

  • パスタ 2束
  • 湯 2カップ
  • オリーブオイル 大さじ2

必要な道具

  • 耐熱ポリ袋 2枚
  • なべ 1個
  • 皿 1枚
  • カセットコンロ 1台
  • ガスボンベ 1個
  • 湯 適量

作り方

  1. ポリ袋にうす切りにしたピーマンと玉ねぎ、塩、胡椒、コンソメ、トマトを入れ、空気を抜いて袋の口をしばる。
  2. もう一枚のポリ袋にパスタ、オリーブオイル、湯を入れ、空気を抜いて袋の口をしばる。
  3. なべに湯を沸かし、沸騰したら鍋底に皿を敷く。
  4. 皿の上にポリ袋を2つとも置き、約20分加熱する。
  5. 20分経ったら火を消し、ソースの袋を鍋から出す。
  6. 袋の上からソースをよくもんで混ぜ、袋の口を開けてツナを加える。
  7. パスタの袋を鍋から出し、麺をソースの袋に入れる。
  8. 袋の上からしっかり混ぜて、麺にソースを絡ませる。

ポイント

一つの鍋で麺とソースが同時に調理できます。
袋をもむ時は熱いので、ミトンやタオルなどを使ってください。


水道が使えない時は、洗い物をできるだけ出さない工夫も大切です。
調理したポリ袋をそのまま器にしたり、お皿にラップを敷いてから使うとよいです。

動画「おうちでつくろう学校給食」

作り方を動画で紹介します。

この記事に関するお問い合わせ先

学校給食センター
〒667-0114
養父市小城597-1
電話番号:079-664-1801
ファックス番号:079-663-4088

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