6月市長ふれあい広場

更新日:2023年06月15日

令和5年度がスタートして2カ月が経過しました。本年度の重点施策として、デジタル、子育て環境、社会的処方の3つを定め、これらの施策の有機的展開と融合により、最大限の施策効果と市民価値の創出を図るべく市政運営を行なっています。将来に向け持続可能な養父市づくりにおいて市が抱える最大の課題は少子化です。少子化問題を解消するため、市政の全てを傾注していると言っても過言ではありません。この様な市政運営の目標、基本的な考え方などについて、タウンミーティングなど直接語り合える機会をできるだけ多くつくり、皆さまの理解と協力を得られるよう努力をしているところです。

新緑が目に映え、田植えが終わり、のどかで恵まれた、この素晴らしい「ふるさと・やぶ」をこれからも維持し続けるため、共に考え、行動できる、意志ある多くの市民の参加を心待ちにしています。

鮮やかな緑と大きな房、柑橘の爽やかな香りと味を特徴とする、養父市を代表する特産物、朝倉山椒の収穫がほぼ終了しました。今年は気候の関係か実が小粒で収穫量が例年より少ないとのことです。話題のNHK連続テレビ小説「らんまん」のモデル・植物学者の牧野富太郎が明治45年、新品種と認定し「アサクラザンショウ」の名前で登録しました。欧米でも、養父市を発祥とする新しい香辛料として高い評価を得ています。市では、世界に名だたる特産品として、苗木生産や栽培の普及を支援し、活力あるまちづくりを進めます。長年、辛抱強く朝倉山椒を守り続けていただいた関係者の皆さまのご努力に感謝申し上げます。

養父市長 広瀬 栄

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