4月市長ふれあい広場

更新日:2023年04月14日

早い桜の開花により、3月末にもかかわらず市内全域が花に覆い尽くされています。「消したればブラウン管に山桜」(奥米地・威宏)。

桜は前年の夏に蕾をつくり、休眠して秋を過ごし、冬の寒さにより目覚め、そして春の温かさに誘われ蕾を開きます。暖冬傾向の近年では、寒暖の変化が明確な本土の方が九州などの温暖な地域より早く開花することがあります。九州・四国地方や近畿地方より東日本が早く開花した今春は、東日本の方が寒暖の差異が明確で早い蕾の目覚めにつながったものと考えられます。

樽見の大桜もこの広報がお手元に届く頃には、装いを変え若葉を身にまとっていることでしょう。野山は春から生命の息吹く、新緑あふれる季節へ変わっていきます。

新たなスタート地点に立った養父市の子らは、不安と希望を小さな胸に抱き未知の広い世界へと大きく羽ばたいて行きます。素晴らしい旅立ちを心から祝福したいものです。そうして、いずれ逞しく育った若者らが、地域の担い手としてふるさと養父に帰ってきてくれるものと信じ、時には厳しく、時には優しく手を差し延べ、温かく見守りたいと考えています。

国は、4月から「こども家庭庁」をスタートさせ、今までに無い少子化対策、子育て支援に乗り出します。これを受け、養父市では新しくつくる「こども・夢・えがお部」を中心に教育委員会と連携して「こどもセンター」を設置し、子どもの「成育」、「支援」、「教育」を渾然かつ一体的に行い、少子化解消に向け全力で取り組みます。皆さまの多様な意見をお寄せください。

養父市長 広瀬 栄

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