11月市長ふれあい広場
国難ともいわれている新型コロナウイルスの収束の兆しは見えていません。人との距離をとり集団を避け、都市との往来を自粛するなどの感染拡大防止対策は、消費を冷やし、物流と生産をとめ、その結果、経済の低迷と社会の活力を奪ってしまいました。
養父市においても同様に生産や売上減による事業経営への悪影響、就労や雇用機会の喪失による市民所得の減等、生活への影響が出ています。暖冬、コロナと連続したことにより困難はひときわ大きなものとなっています。
今、市で行わなければならないことは、市内経済の立て直しと継続の仕組みを作り、事業者と市民生活を守ることです。まずそのための対策を、市民の声を聞き、商工会等と連携・協力し、的確かつ迅速に行います。
コロナは社会の仕組みを変えると思います。コロナ禍は安心な生活を送る上で地方が都市に比べ優れていることも示しました。今後、ICTを活用して経済や教育、医療等における都市と地方の格差の解消が実現できると考えています。
また、コロナ収束後は希望に満ちた新しい時代が来るといわれています。コロナ禍にあり、困難を克服し成長した子どもたちが社会の担い手となる将来が、希望に満ちた新しい時代となるために、今何をしておかなくてはならないか。それが養父市創生であると考えます。市民協働のもと全身全霊で取り組みます。市民のご理解とご協力をお願いし、4期目就任に当たってのごあいさつといたします。
養父市長 広瀬 栄
更新日:2020年11月13日