7月市長ふれあい広場

更新日:2020年07月16日

養父市では今まで何度となく梅雨から秋の台風期にかけて大雨による河川の氾濫や山崩れなどにより、人命や家屋、田畑を失うなどの大きな被害を受けてきました。

今年もその季節を迎えました。地球温暖化により台風の規模は巨大化し被害も甚大になってきています。今年はさらに、新型コロナウイルス感染症という新たな脅威が重なってきています。特に、緊急時を含めた避難所における避難生活のあり方に大きな課題が生じています。「複合災害」といわれる事象です。

新型コロナウイルスは人から人へと感染します。避難所は、場所の制約等の問題もあり狭い場所に多くの人が留まることになります。いわゆる3密(密集・密接・密閉)の中に居住することになります。市では、この様な状況を解消し、市民が安心して避難できるように避難計画や避難所の見直し、円滑な避難実施に向けての訓練等を行っています。感染者や濃厚接触者と感染していない人が別々に避難し、安心して、しかも3密が生じないような避難所の在り方を検討しています。しかし、まずは養父市から感染者を出さないことが肝要です。そのためには、マスクの着用やこまめな手洗い、手指の消毒、人と人との間隔を取るなどの新しい生活習慣を日常としましょう。皆で英知を出し合い、「正しく恐れて、正しく備える」ことを行えば、困難な「複合災害」を乗り越え、安心して避難することができると考えます。市民のご理解とご協力をお願いします。

(避難時に発熱等がある人は、市役所にお問い合わせください)

暑さも厳しくなりますので、体調にもお気をつけください。

 

養父市長 広瀬 栄

 

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