6月市長ふれあい広場
ひたすら新型コロナウイルス感染症の対応に明け暮れたこの数カ月でした。気がつけば早苗が五月雲のもと風にそよいでいます。今月号も新型コロナウイルスの話題となり、4カ月連続して同じ話題に触れるのは初めてのことです。それほど社会にとって新型コロナウイルスの脅威と生活・経済へ与えた影響は大きかったということです。
国を挙げての感染拡大防止と医療界の頑張りが功を奏し、新規感染者数は減り、5月25日に国の緊急事態宣言が解除されました。市の非常事態宣言の解除には、市域で感染の発生もなく、市を取り巻く県域が安全になることを条件としました。推計上県内の新規感染者が0となった5月20日から7日間(5月26日まで)連続して新規感染者が0となることを基準とし経過観察を行い、その条件を満たしたため、27日に宣言を解除しました。皆さまにはご協力いただき、ありがとうございました。
市内の公立学校等も6月1日から授業等を再開しました。児童・生徒たちには約3カ月にわたる休業等により学習の遅れや生活リズムの乱れという大きな負担をかけてしまいましたが、残された月日を活用し、各学校と連携・協力、工夫をこらし取り戻したいと考えています。
また、国内景気の低迷は市内事業者等にも経営不振をもたらしています。コロナ対策も第2波、第3波と長期化が予測されます。市内事業者の存続と市内経済の再生に向け、全身全霊を傾け、コロナ収束を見据え、未来に向けた施策展開を図る考えです。皆さまのご理解とご協力をお願いします。
養父市長 広瀬 栄
更新日:2020年06月15日