4月市長ふれあい広場

新型コロナウイルスが全世界ですさまじい猛威を振るっています。ヨーロッパをはじめ世界中に蔓延し、多くの感染者や死者が発生し続けています。（パンデミックといわれる「世界的大流行」です）

ある研究機関の推計によれば、このままの状況が続けば地球上で4千万人が亡くなると発表しました。国内では学校の一斉休校や大規模イベントの自粛等、国を挙げての感染防止対策が功を奏した様に見えましたが、見えない脅威はより大きくなり牙をむき人々に襲いかかってきています。都市部での感染者が急激に増え続け、都道府県間の移動自粛等が行われています。クラスター（感染者集団）の抑制によるオーバーシュート（爆発的患者急増）を防ぐ、ロックダウン（都市の封鎖）など横文字の言葉が頻繁に使われ戸惑いを覚えますが、究極の趣旨は「一人一人が良識に基づき、コロナウイルスに感染したり他人に伝染させたりしないような賢い行動を取りましょう。そのことが安全で平穏な国民生活を早く取り戻すことにつながります」というものです。

市としても集会や不要不急の外出を自粛、人混みは避ける、感染防止の三要素（密集、対面、換気）と咳エチケット、マスク着用、手洗いの励行等を市民に繰り返しお願いします。不便をお掛けしますが、市民の賢明で慎重な行動が感染防止と安心につながります。生活や経済への悪影響が心配されますが、できるだけの対応を行います。もう少しの我慢です。ご協力ください。（市からの各種情報等にご留意ください）

3月28日 記

養父市長 広瀬 栄