6月市長ふれあい広場

通学や散歩中の子どもらが事件や交通事故に巻き込まれ、尊い命を失うという悲惨で胸が塞がるような報道が続いています。そのような中、ある女性の方から心の温まる素敵なお便りをいただきましたのでご紹介します。

お便りは、「先日、祖母の葬儀にて静霊苑にお世話になりました。その際ポケットに入れていた指輪を落としてしまいました。葬儀会社の方から静霊苑に連絡していただき、担当の方が見つけてくださいました。待合室のソファの隙間にあったそうで、一生懸命探してくださったことに心から感謝しています。祖母を亡くした悲しみが大きい中で、家族一同心温まる出来事でした。この指輪がさらに思い出深い大切なものになりました。静霊苑の担当の方には本当に感謝しています。ありがとうございました」というものです。

便りをいただいた女性は養父市を離れられていますが、大好きな地元がさらに温かな市となることを願っておられます。私はこのお便りを読み、乾いた心が清らかで冷たい水に潤わされるような、爽やかで幸せに満ちた気持ちになりました。

市役所の業務は多岐にわたり、多様な職員により行われています。日夜、人知れず、市民と直に接しながら現場で働いている職員の活躍があります。職員の努力が魅力的で幸せなまちづくりにつながること、市民の喜びと幸せは職員の喜びと幸せでもあること、市が行っている協働のまちづくりは成果を出しつつあることをあらためて感じました。

令和の新時代、明日に向けての大きな力と勇気をいただきました。

養父市長 広瀬 栄