5月市長ふれあい広場

更新日:2020年02月27日

5月1日早暁、小鳥たちのかしましいさえずりで目をさましました。小鳥たちも平和であった平成の時代と希望に満ちた新しい令和の時代のことを仲間たちで論じあいながら、心から新時代の到来を歓迎しているようでした。

あいにく、青空の広がる五月晴れの下での新時代のスタートとはなりませんでしたが、木々の若葉が雨に潤い、緑がひときわ鮮やかさを増し、清々しさと気高さが漂っていました。この季節の雨は、1年の豊かな実りと恵みをもたらす穀雨となります。

令和の時代は、過去の経済成長や発展の時代のような派手やかさは無いかもしれませんが、着実に歩みを進め、争いや差別や格差のない、国民一人一人が心豊かに、潤いと穏やかさの中で、幸せに暮らせる時代となるのではないかと予感させる令和初日の朝となりました。

5月2日、青空の広がる快晴の下、能座地区でスマート農業実証実験が始まりました。自らの国の農業を維持できない、大切にしない国の存続はあり得ません。農業を取り巻く環境は、少子化・高齢化による後継者不足や労働力不足、貿易の自由化による低廉な海外農産物の流通、等々多くの課題を抱えていますが、これらの課題の解決手段として農業のスマート化、自動化は注目されています。

令和の時代は超情報通信社会になると言われており、国家戦略特区の養父市でまた新しい挑戦が始まります。薫風を満腔にたたえた力強い鯉のぼりのように、養父市能座地区で新しい国造りのモデルがスタートしました。

養父市長 広瀬 栄

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