新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ(令和5年5月8日更新)
新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ(令和5年4月26日収録)
目に鮮やかな新緑を背に、田んぼごしらえにいそしむ、すがすがしい好季節となりました。
さて、政府は、5月8日に、新型コロナウイルス感染症の位置づけを季節性インフルエンザと同等の5類感染症に変更し、これまで私たちに課せられてきたほとんどの制限を終了しました。
3年余りの長きにわたるコロナ禍において、真に大きな転換点であり、心から歓迎するところであります。
国民の命を守るために必要な対応であったとはいえ、この間、地域や各種団体の行事、イベントなどが自粛を余儀なくされ、以前に比べ地域の繋がりが希薄になってしまったことを実感しているところであります。
今後は、コミュニティを活性化して地域の賑わいを取り戻し、地域社会と経済の復興を目指さなくてはなりません。
何と言っても地域の皆様の繋がりや絆は、地域の復興に不可欠な原動力であります。
どうか、皆さんのお力で、地域をコロナ前の賑わいへと誘っていただきますようよろしくお願いいたします。
しかしながら、新規感染者数は減少したものの、今後も一定の感染状況が継続していくであろうことを覚悟しなければなりません。
感染症法上の位置づけが変更されたとはいえ、高齢者の多い養父市にとって、急速に感染予防意識が低下してしまうことは好ましくありません。
コロナ後の社会における新たな生活習慣をしっかり意識して、今後も大切な人の命を守るために、周りの方への配慮を大切にしたいものです。
また、これからは新型コロナウイルス感染症に係る情報が少なくなると予想されます。
養父市では市内の下水施設から定期的に処理水を採取して分析し、地域の感染状況を把握する「下水サーベイランス事業」を継続してまいります。
得られた情報を市ホームページなどでご提供していきますので、今後も参考にしていただけたらと思います。
養父市の元気は、地域の活力から育まれていると言っても過言ではありません。
皆様と一緒に、未来に向けて夢を育む明るい社会を築くための再スタートを切りたいと思います。
市民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。
更新日:2023年05月08日