新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ（令和5年4月29日更新)

新緑の映える山々に、力強い生命の息吹を感じる好季節となりました。大型連休を迎え、ご家族、ご親戚の皆様、お揃いで賑やかなひとときをお過ごしのことと思います。

さて、この3年余りの期間、私たちは経験したことのない世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大に苦しめられてきました。

令和2年1月に国内で初めての感染者が確認されて以来、想像を超えるスピードで感染症が全国に拡大し、その間、国民の生命を守るために様々な場面での自粛と規制の日々が続きました。

それでも、人間の英知を結集し、国民を上げての取組みと努力により、ようやく、新型コロナウイルス感染症の収束が見えはじめました。

暗くて長いトンネルから、抜け出していくような開放感を覚えています。

政府は、大きな病原性の異なる変異株が出現するなどの特段の事情が生じない限り、5月8日には、新型コロナウイルス感染症をインフルエンザと同等の感染症法上の5類感染症に位置付けることを決定しました。

また、これまで私たちが忠実に行ってきた多くの制限も、そのほとんどが終了することとなります。

養父市においてもこの決定を受け、市役所内での職員間や、窓口カウンターのアクリル板を撤去し、定期的に行っていた一斉消毒作業も終了することを決定しています。

職員の勤務中のマスクの着脱につきましても、職員個人の判断に委ねることとします。

一方、感染状況は減少傾向にはなっていますが、これまでと同様に周囲への配慮や思いやりを忘れないことも大切です。今後は、場面に応じて、各個人や団体、企業の皆様が、正にコロナ後の社会における新たな生活習慣を培っていかなくてはならない段階に入ったのではないかと考えています。

どうぞ、地域において、各種行事やイベントなどを積極的に再開するなどして、地域の絆、地域コミュニティの醸成に力を注いでいただき、地域社会と経済の復興に繋げていただきたいと願っております。

養父市の元気は、地域の活力から育まれていると言っても過言ではありません。

未来に向けて皆さんとともに夢を育む明るい社会を築くための再スタートを切りたいと思います。

市民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。