「養父市長・ひろせ栄マニフェスト」の進捗状況について（平成25年2月27日）

市政運営を担って約一期、4年が経過しようとしています。 この間、日々、我を忘れ、養父市の抱えている「少子化・高齢化と人口減少」、「低迷する地域経済の活性化」という二つの大きな課題の解決に向け全精力を傾けてきました。この大きな課題を解決するためには行政と市民が一体となって取り組むことが必要と感じ、養父市「まちづくり基本条例」「養父市民憲章」「第2次養父市総合計画」を策定し養父市のまちづくりの根幹となるルールを定め、市民協働を打ち出し取り組んできました。しかし、この二つの課題は（養父市のみならず）国や日本の全ての地方が直面し、解決に向けそれぞれが多様な行政運営を進めているところですが、抜本的な解決を見るに至っていない（明確な解決方法が得られていない）のが現況です。 又、一方で、平成16年の旧養父郡4町合併による養父市誕生後に生じた、財政危機については市民の格段の理解と協力のもと行財政改革を進める中、この4年間でほぼ危機的状況を脱し、さらなる健全化に向け進んでいるところです。市民の皆様のご協力に感謝申し上げます。 この4年間を顧みますと、財政健全化は一定の成果を見るものの、最大の課題である「人口問題」と「地域経済問題」については、解決に向けた種蒔の時期であったと総括しております。その蒔いた種は今にも芽吹こうとしています。 そのかすかな息吹を確かに感じているところです。今こそ、土を押しのけ芽吹こうとする確かな息吹を、やさしく見守り、成長を促すことが、養父市がこれから自らの足で立ち、自らの力で進展するために必要なことです。 ひろせ栄マニフェスト（選挙公約）に掲げた7つの柱、合計143の事業の進み具合を取りまとめました。1期目の施策検証結果を広く市民の皆様にお伝えいたします。

養父市長 広瀬 栄