医療文化経済グローカル研究所の設立総会を開催しました

更新日:2024年01月11日

「一般財団法人医療文化経済グローカル研究所」の設立総会を令和5年12月23日(土曜日)、やぶ市民交流広場で開催しました。

設立総会は、市議会や市内団体の代表者などご来賓同席のもと、この法人の設立時の評議員、理事、監事に就任する関係者が現地及びリモートで参加し、定款(案)、設立時代表理事等の選定、令和5年度事業計画・予算(案)などが承認されました。

この法人は、医療、文化・芸術及び経済分野の連携により、健康加齢を促進し、市民の幸福度の向上に向けた調査・研究・提言・支援等の取組を、地域の実情を踏まえ、且つ国際的な視点を取り入れながら行うことで、市民が幸福に暮らしていける持続可能な地域共生社会の創造に寄与することを目的とし、次の事業を行います。

  1. 医療、文化・芸術及び経済活動が連携した市民の幸福・健康に寄与する調査研究
  2. 幸福・健康に関する調査研究
  3. 社会的処方に関する調査研究
  4. 社会的孤立や健康格差の解消に関する調査研究
  5. 健康加齢の促進、幸福満足度の向上のための啓発・教育に関する事業
  6. 地方自治体、大学及び民間企業等との市民の幸福度の向上のための共同研究
  7. 地方自治体への提言
  8. その他この法人の目的を達成するために必要な事業

総会において、設立者である広瀬栄市長は、「『心の豊かさ、本質的な豊かさ』を生み出す一環として、昨年から『社会的処方』の取組を始めています。個々が抱える孤独化・孤立化等の問題を解決しようとするこの取組が広く浸透し、市民の心の安らぎや活力が増大することで、まちの活力へとつながり、人口減少下においても持続可能な養父市が実現できると考えている。本研究所には、学術的な立場からの調査研究により、『つながりで誰もが健康になるまち』『居心地がよいまち』を目指す市の取組に関するエビデンス構築や、有効な施策につながる提言などを期待する」と話しました。

また、代表理事に選定された中尾一和氏(京都大学大学院医学研究科メディカルイノベーションセンター特任教授)は、「養父市の人たち、養父市に関連する人たちを含め、兵庫県全体、日本全体、そして世界にも発信できるような研究活動を行う養父市のシンクタンクを目指す」と話しました。

今後、一般財団法人として定款の認証手続、登記申請を行い、正式に法人が設立することとなります。また、令和6年3月には法人の設立を記念したキックオフ講演会を行う予定です。

代表理事に選定された中尾一和氏(オンラインでの参加)

設立総会の様子

当日資料

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養父市八鹿町八鹿1675
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