フレイル予防レシピ

更新日:2024年03月07日

フレイルとは

フレイルとは、健康状態と介護状態の中間の期間で、高齢になり体力や気力が低下する状態です。また、誰かの手を借りなければ生活できなくなる期間が男性は平均9年間、女性は12年間といわれています。しかし、フレイルは生活の見直しや適切な対応により、予防することができます。

フレイル予防に必要な栄養素はエネルギーとたんぱく質です。

エネルギーを多く含む食品

エネルギーをとるためには、糖質や脂質を含む食品(ごはんやパン、麺類、油など)を摂取しましょう。

青壮年期において1日に必要なエネルギー量以上を摂取するとメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の発症や重症化するおそれがあります。

一方、高齢期になると活動量の低下から食事量が減り、エネルギーが不足して体重の減少や低栄養になるおそれがあります。

たんぱく質を多く含む食品

たんぱく質を多く含む食品は、肉類、魚介類、卵、大豆・大豆製品、牛乳・乳製品です。

筋肉量を減らさないために、1日に必要なたんぱく質量は体重60kgで60gが必要です。さらに、筋肉が少ない・筋肉を増やしたい方は体重当たり1.2倍から1.5倍のたんぱく質が必要になります。

高齢になると栄養の吸収力も低下するので若い時と同じ量のおかずを食べる事が大切になります。

エネルギーとたんぱく質がしっかりとれるレシピ(3品)

  • 豆乳カニカマラーメン
  • ラーメンピザ
  • 汁なし担々麵

どのご家庭でも常備されやすい即席麺を使用した3品をご紹介します。このレシピはいずれも野菜をトッピングで使用するため、1品でもエネルギー、たんぱく質、野菜(ビタミン、ミネラル)がとれるメニューです。

レシピ提供

公益社団法人法人 但馬地域栄養士会

※CATVでも作り方について放送予定です。

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