【熱中症対策】気候変動適応法の改正における養父市の対応について

日本における熱中症による死亡者数は年々増加傾向にあり、熱中症対策を強化するため、令和6年4月1日より、気候変動適応法の一部が改正されました。

主な改正点

「熱中症警戒アラート」は、気温が著しく高くなることにより、熱中症による人の健康に係る被害が生ずる場合に熱中症警戒情報（熱中症警戒アラート）が発表されます。危険な暑さへの注意を呼びかけ、熱中症予防行動をとっていただくよう促すための情報です。

都道府県内のいずれかの暑さ指数情報提供地点における、日最高暑さ指数（WBGT）が33以上と予測される場合に発表されます。

前日午後5時頃及び当日午前5時頃

防災行政告知システムでお知らせします。

気温に加え、人体と外気の熱のやりとりに着目した指標。以下の3つの要素を取り入れたもの。

「熱中症特別警戒アラート」は、熱中症対策を一層推進するため、新たに創設された制度です。広域的に過去に例のない危険な暑さであり、人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがある場合に発表されます。

危険な暑さから自分の身を守るだけでなく、家族や周囲の人の命を守る行動をとってください。

都道府県内において、全ての暑さ指数情報地点における、翌日の最高暑さ指数（WBGT）が35に達すると予測される場合に発表されます。

前日の午後2時頃

防災行政告知システムでお知らせします。

環境省のHPに熱中症警戒情報のメール配信サービスの案内があります。登録いただくと速やかに情報が入手できます。

スマートフォンなどのLINEアプリで、環境省のLINE公式アカウントを友だち追加すると、熱中症警戒アラートの発表や暑さ指数の情報を受け取ることができます。

令和6年度から、クーリングシェルターの取り組みを開始しています。

熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)が発表がされた場合、市町村が定めた指定暑熱避難施設（クーリングシェルター）を開放します。クーリングシェルターの活用は熱中症予防に有効であるとの報告がなされており、クーリングシェルターで涼をとることが重要です。

市町村が、冷房施設を有する等の要件を満たす施設（公民館、図書館等）をクーリングシェルターとして指定した誰でも休息できる施設のことです。クーリングシェルターは、市民の休息場所として開放されることによって、高齢者などの熱中症弱者にも優しい施設になっております。

指定暑熱避難施設一覧
開放場所	所在地	開放日	受入可能人数	開放時間
やぶ市民交流広場ホール棟1階ラウンジ	八鹿町八鹿538-1	月曜日以外	20人	午前9時～午後10時^（注1）
やぶ市民交流広場旧グンゼ棟1階交流ロビー	八鹿町八鹿538-1	月～日曜日	30人	午前8時30分～午後5時15分
養父公民館1階ロビー、2階ロビー	広谷250	月～日曜日	15～20人	午前8時30分～午後10時^（注2）
大屋市民センター1階ロビー（大屋地域局）	大屋町大屋市場20-1	月～日曜日	20人	午前8時30分～午後10時^（注2）
関宮公民館1階ロビー	関宮637	月～日曜日	20人	午前8時30分～午後10時^（注2）
関宮地域局分館1階フリースペース	関宮613-6	月曜日以外	10人	午前9時～午後5時