「第7回やぶ医者大賞」 オンライン表彰式

更新日:2020年09月07日

令和2年8月22日(土曜日)、第7回やぶ医者大賞表彰式をオンラインで開催しました。

今年度も2名の医師が受賞されましたが、新型コロナウイルス感染症が全国的に広がっている状況をふまえ、オンラインでご出席いただきました。また、表彰式の様子をYouTubeでライブ配信し、離れた場所から、誰でも参加できる表彰式にしました。

表彰式ライブ配信動画

やぶ医者大賞オンライン表彰式のライブ配信動画を一部編集し、YouTubeで公開しています。ぜひご覧ください。

内容

開会セレモニー

  • プロローグ(やぶ医者の語源紹介VTR)
  • 主催者あいさつ
主催者あいさつ

主催者あいさつ

表彰

【YouTube動画 16分30秒頃から】

審査委員長の枚田一広先生から審査講評をいただき、広瀬市長から表彰しました。

表彰の後、養父市議会の深澤巧議長、自治医科大学学長の永井良三先生、養父市名誉市民であり京都大学名誉教授の中尾一和先生、昨年第6回受賞者の片岡恵一郎先生、小泉圭吾先生からお祝いメッセージをいただきました。

診査講評をする枚田先生

審査講評をする枚田委員長

中井 和男 氏(長野県 小谷村国民健康保険小谷村診療所 所長)

  平成23年から小谷村診療所に勤務されています。

  特別豪雪地域の小谷村唯一の医療機関に勤務されるただ一人の医師として、デイサービスセンター所長、園医・学校医の兼務、村の保健福祉事業や予防疾病対策、健康増進・保健福祉政策など多岐に関わりながら、往診等の在宅医療を含めた診療所における診療業務とあわせ、村の最北部の準無医地区で月2回、出張診療所を開設し診療にあたっておられます。

  また、地域包括ケアシステム構築のため、福祉・医療・介護・行政の垣根を超えた機能連携を推進する協議会の中心的役割を担うとともに、村民を医療福祉の両面で見守るための、タブレットを用いた情報共有システムの実証実験にも取り組まれておられるなど、地域・住民に寄り添い、地域医療の向上、住民の健康福祉増進へ貢献されている点が評価されました。

松本 毅 氏(愛媛県 医療法人 松本クリニック 理事長)

  平成22年に松本クリニックを開業され、愛南町内で唯一、24時間365日対応の訪問診療を行っておられ、自宅で医療が必要な人たちが安心して過ごせるよう、日々町内を飛び回っておられます。

  ICTを活用し、町内医療介護関係者が患者情報を共有する仕組みの構築や、医療・介護現場の課題を共有・解決する協議体の立ち上げに力を注がれるなど、医療と介護を結び付ける地域包括ケアシステムの中心的な役割を果たされています。

  さらに、クリニックでの診療のほかに、専門医として県立病院への診療支援、若手医療者への教育を行われているとともに、住民を対象とした講演会を開催されるなど、地域・住民に寄り添い、地域医療の向上、住民の健康福祉増進へ貢献されている点が評価されました。

 

 

 

 

左から、枚田委員長、松本氏、中井氏、広瀬市長

特別功労者表彰

やぶ医者大賞創設から第4回まで審査委員長を務め、やぶ医者大賞を牽引していただいた井上正司先生を特別功労者として表彰しました。

受賞者発表

受賞者発表では、今回受賞された先生方の取組をご紹介いただきました。
発表後の質問では、笑顔がこぼれる場面もありました。
 
 
 
中井  和男 氏
「小谷村54(ゴシ)プロジェクト ~生涯住める村めざして~」
【YouTube動画 43分頃から】

 

 

松本  毅 氏
「訪問診療が地域を作る -愛南町での多職種連携の取組み-」

【YouTube動画 1時間2分頃から】

表彰式会場の様子

この記事に関するお問い合わせ先

健康医療課
〒667-8651
養父市八鹿町八鹿1675
電話番号:079-662-3165、079-662-3167
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