「へき地医療支援等に関する連携協定」を締結しました

   この度、社会医療法人渡邊高記念会（渡辺心臓・脳血管センター（西宮市））から公立八鹿病院への医師の派遣、それを受けて、公立八鹿病院から大屋診療所への医師の派遣を実施するための「へき地医療支援等に関する連携協定」を締結しました。

   この連携協定は、それぞれのニーズや課題に対応しながら地域（へき地）医療を安定的に確保していくために連携して取り組むもので、持続可能な医療体制の構築に向けたモデル的な取組です。具体的な協力・協定の内容は下記のとおりです。

1.医師の派遣

     ・循環器のチームから交代で医師1名を派遣 毎週金曜日ほか

     ・麻酔科医師1名を派遣 毎週火曜日

2.コメディカルの研修（今後、検討）

     ・心臓リハビリテーション指導士の派遣

     ・技師の交流 等

1.医師の派遣

      ・総合診療の研修として、若手医師を派遣 毎週水曜日ほか

      ・地域ニーズが高い整形外科医を派遣 毎週火曜日

1.健康講座等における連携・協力（今後、検討）

      ・疾病予防啓発事業における講師派遣 等

      ・運動・栄養指導等における相互の人材交流やノウハウの共有

   それぞれのニーズや課題、各医療機関の強みなどを活かした支援体制の構築により、様々なメリットが期待されます。

・大屋診療所の安定運営の第一歩となります。

・八鹿病院の循環器系の専門医療機能が充実します。

・但馬内から渡辺心臓・脳血管センターへの通院患者の負担が減ります。

・双方の病院の医師やコメディカルの交流、意見交換などの研修機会が生まれます。

・大屋診療所への八鹿病院の若手医師の派遣により、総合診療の研修が充実します。

          など