八木城跡(今滝寺)
中世の但馬地方を代表する武将・八木氏一族の鎌倉時代から戦国・豊臣時代までの約400年間にわたる城や館の遺跡群です。 ふもとには鎌倉時代の屋敷跡とされる殿屋敷遺跡、そして南北朝時代の土城の構造を伝える八木土城、さらに豊臣時代に築かれた高い石垣を持つ八木城跡などで構成されています。 特に八木城跡は、標高325メートルの山頂に本丸を築き、約300メートルにわたって城砦を築き、延べ約100メートルの範囲で石垣をめぐらせた大きな山城の遺構です。
今滝寺 金剛力士像
真言宗の密教寺院・今滝寺の山門には、2体の金剛力士像が安置されています。
像は木造の寄木造りで、体内の銘文から鎌倉時代中期の作とされています。
口を開いた阿形像は高さ235センチ、口を閉じた吽形像は高さ247センチの大きな像です。
更新日:2019年11月25日