養父市マイカー運送ネットワークが設立されました！（平成30年1月20日）

自家用車により有償で市民、観光客を運送する事業を実施する「養父市マイカー運送ネットワーク」の設立総会が1月20日（土曜日）、八鹿公民館で開催されました。

設立された法人は、市内タクシー事業者、バス事業者、観光関連団体、地域自治組織などで構成され、タクシー事業者が対応困難な大屋・関宮地域で登録ドライバーによる短距離輸送を行います。企業、団体、市民、行政が一体となり持続可能かつ安全な個別輸送の仕組みを構築することを目指します。

広瀬栄市長は、「高齢者をはじめとした市民の交通手段として、また、観光振興にも繋げることができる新しい公共交通のモデルをつくりあげたい」と話し、同法人の理事長に選出された小柴勝彦氏（有限会社あいあい代表取締役）は「安全面を第一に考えながら、市民、観光客にとって利用しやすい仕組みにしていきたい」と話しました。

今後正式にNPO法人として認証手続きを行うほか、登録ドライバーを募集し、5月に事業を開始する予定です。

この取り組みは、観光客を対象にした自家用有償運送事業（特区メニューの活用）の全国第1号。さらに、タクシー事業者が実施主体に参画して運行管理を行うスキームも全国初の試みです。