第10回養父市国家戦略特別区域会議が開催されました！（平成29年12月13日）

今回の区域会議では、「道路運送法の特例」を活用する区域計画案を提案しました。

計画の内容は、市内のタクシー事業者やバス事業者、観光関連団体、自治組織などが参画するNPO法人（今後設立予定）が実施主体となり、一般市民の登録ドライバーが自家用車で有償旅客運送を大屋地域と関宮地域で行うというもので、市内のタクシー利用が困難な地域において市民及び観光客の個別輸送の仕組みを構築するものです。

出席した広瀬市長は「市として重要な公共交通施策と位置づけ、タクシー事業者と一体的にこの事業を実施することにより、市民の交通手段の充実はもちろん、観光振興に繋げていきたい」と話し、有限会社あいあい・小柴勝彦代表取締役は「養父市の一般旅客自動車運送事業者として、市民及び観光客の交通手段の利便性の向上に寄与することで、将来にわたって住みやすい養父市づくりに貢献できると考えている」と話しました。

市では、この自家用有償運送事業実施に向けて平成29年6月に市内タクシー事業者、バス事業者、市で構成する「養父市新たな自家用有償旅客運送事業準備検討会議」を立ち上げ、検討・協議を行ってきました。引き続き、安全性や効率的な運営等について検討しながら、実施主体の設立を経て、平成30年5月頃の事業開始を目指します。

なお、区域会議での養父市提出資料（事業の概要等）は以下のとおりです。

その他、区域会議の詳しい情報については、下記のリンクをご確認ください。