国家戦略特別区域会議合同会議に広瀬市長が出席しました(令和2年5月28日)
広瀬市長がテレビ電話で区域会議に出席し、株式会社立通信制高校がコロナ禍で置かれている状況と令和元年度養父市国家戦略特区の進捗を報告しました。
区域会議における発言要旨
広瀬市長発言要旨
構造改革特区で設立された株式会社立の通信制高等学校の単位認定について
- 新型コロナ感染拡大防止の観点から、スクーリングを自粛しています。
- 文部科学省の事務連絡では、単位認定・卒業等に当たっては、弾力的に対処せよとされていますが、スクーリングの実施は必須とされ、現場は非常に混乱しています。
- 今年度に限って、生徒や立地する地域を守るためにも、メディア機器等を活用した面接指導をスクーリングの代替手段としてお認めいただきたく、お願いするものです。
法人農地取得事業の特例期限の撤廃について
- 昨年度、神戸大学と連携し、市内の農家にアンケートを実施したところ、後継者がいないため「農業を辞めざるをえない」「農地を売らざるをえない」という農家が3割を超えることがわかりました。中山間地域では、企業も含めた責任ある担い手を求めています。
- 特例期限の撤廃と広域的展開に向け早急に議論をお願いします。
初診からオンライン診療を可能とするなどの特例設置について
- 以前より「自宅完結型インフルエンザ診療」について提案いたしておりますが、今般、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、初診からオンライン診療を可能とする時限的特例措置がなされました。新型コロナウイルス収束後も引き続き初診からオンライン診療を可能とするなどの特例設置を要望します。
- 地域の貴重な医療資源と市民の命を守るためには、オンライン診療の更なる普及と経験値の積み上げが急務であると痛感しています。早急に議論をお願いします。
更新日:2020年05月29日