第44回国家戦略特区諮問会議に広瀬市長が出席しました(令和2年5月19日)

更新日:2022年04月01日

広瀬市長がテレビ電話で諮問会議に出席し、新型コロナウイルス終息後のオンライン診療の特例設置について提案しました。

発言する安倍総理1
発言する安倍総理2

諮問会議における発言要旨

1.広瀬市長発言要旨

・新型コロナウイルス収束後のオンライン診療の特例設置について

養父市では既に国家戦略特区による規制緩和によりオンライン診療と服薬指導の一体運用を実現し効果を上げており、更に、一歩進め初診からオンラインで行う「自宅完結型インフルエンザ診療」(注1)についても提案いたしております。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、初診からオンライン診療を可能とする時限的特例措置がなされたことで、二次感染の抑制、医療現場の安全性向上による医療崩壊の未然防止など、オンラインでの初診が有効に機能することが確認されました。

新型コロナウイルス感染は未だ予断を許さず、第二波、第三波が懸念される中、地域の貴重な医療資源と市民の命を守るためには、オンライン診療の更なる普及と経験値の積み上げが急務であると痛感しており、5Gによる新たな時代の到来を踏まえた医療の在り方として、今後とも継続して初診を含めたオンライン診療を可能とする制度の制定を提案いたします。

養父市は、今後とも国家戦略特区の規制緩和による新しい地域社会づくりに向け、ひるむこと無く挑戦してまいります。

注1

テレビ電話を使い自宅で検査キットでの判定結果も示しつつ医師の診断を受け、 陽性の場合は自宅で治療薬を受け取り、外出することなく療養する仕組み。

2.安倍内閣総理大臣発言要旨

本日は、オンライン診療、遠隔教育など、ITを活用した新たな生活様式の確立に向けて、大阪府、成田市、そして養父市から、現場でのチャレンジの御紹介、そして規制改革についての御提案を頂きました。

新型コロナウイルスによる感染症のリスクをしっかりとコントロールしながら、同時に、経済社会活動を本格化させていく。新たな日常をつくり上げていくためには、ITの積極活用が欠かせません。

既に先月から、初診も含めて、電話・オンラインによる診療を全面解禁いたしましたが、これは、院内感染を予防する観点からも、また、感染リスクを恐れる方々が受診を我慢するといった事態が生じないようにするためにも、極めて重要であります。

危機に際しては、平時の発想に捉われることなく、ピンチをチャンスに変える思い切った改革が必要です。この機に、オンライン診療を始め、社会のあらゆる分野で、遠隔対応を一気に進めることで、未来を先取りするような新たな日常をつくり上げていきたいと考えます。

このために必要な規制・制度の改革を、国家戦略特区諮問会議、規制改革推進会議などの総力を結集して、一層加速してまいります。ついては、北村大臣を始め関係大臣、関係省庁は一体となって、全力で取り組んでください。

諮問会議 養父市提出資料

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