11月市長ふれあい広場

更新日:2022年11月15日

公立八鹿病院の産婦人科による分娩を11月末で一時休止することになりました。2人の産婦人科常勤医師のうち1人が退職し、常勤医師が1人体制となったためです。出産は、妊婦と胎児にとって命がけのことであり、時を選ぶことはありません。出産に対応する産婦人科医師の緊張は365日、24時間休まることがなく、常勤医師1人では分娩体制の維持が困難と考えられるためです。ただし、12月以降も継続して、診察、妊婦検診、出産を終えられた母子への産後ケアなどは継続して行い、出産は分娩予定医療機関を紹介いたします。

八鹿病院産婦人科は、県内の病院でも屈指の院内助産制度を有し、職員は高い志と豊富な経験、優れた技量を有しています。今後もこの素晴らしい資産を維持し続け、養父市をはじめとする南但馬地域の妊婦さんが自宅に近い場所で、安心して出産できる環境を整えることが必要です。引き続き八鹿病院と一体となり産婦人科医師の確保に全力で取り組み、分娩が早期に再開できるよう努めます。皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

平成24年3月の降雪で屋根等が損傷し復旧工事を行っていた妙見山名草神社の本殿、拝殿の修復が完了し、10月23日に完成式典等を行いました。名草神社は、養父市を代表する文化遺産であり、大切な観光資源です。国・県、市民の支援を受けた歴史的な令和の大修理となりました。新たな歴史の出発を祝う県立芸術文化観光専門職大学の学生による創作劇で新しい息吹が吹き込まれました。色鮮やかに蘇った名草神社を是非ご覧ください。

養父市長 広瀬 栄

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