10月市長ふれあい広場

大きな台風も無く養父市は豊作の秋を迎え、刈り取りの終わった田の畦には、真っ赤な彼岸花が咲き懐かしい風景を作り出しています。

但馬牛を縁とした旧養父町と北海道留寿都村の交流が始まって41年を迎え、9月26日、留寿都村で「養父市・留寿都村姉妹提携40周年記念式典」が行われ市議会議長、教育長、市民交流団体の代表等とともに出席いたしました。記念式典には、留寿都村から佐藤ひさ子村長のほか、村議会議長、教育長等多くの関係者の出席をいただき、互いのまちの記念品や農産物の交換を行い、和やかに開催することができました。長い交流により培われた絆を大切にし、今後も両村・市の特徴を生かした産業、教育、文化などの連携を新たな形で推進し、一層の友好を深めることをお互いに確認し合いました。

9月27日、故安倍晋三元首相の国葬儀において一般献花を行ってきました。安倍元首相は、養父市が進める国家戦略特区や地方創生の取り組みの良き理解者、支援者でありました。中山間地域農業改革やシルバー人材センター会員の就労時間の拡大、テレビ電話による服薬指導の特例、自家用有償観光旅客運送（やぶくる）事業等々、養父市が提案した規制改革に大きな力添えをいただき、養父市と全国中山間地域の活性化と快適な地域づくりに光明をいただきました。このことへの感謝と、凶弾による非業の死に弔意を表すため、養父市の野に咲く花を献花用祭壇に手向けてきました。謹んで哀悼の意を捧げるとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。

養父市長 広瀬 栄