5月市長ふれあい広場

更新日:2022年05月13日

青い空に白い雲が浮かび、鯉のぼりが悠然と舞っています。養父市を包む悠久の時の流れは、人社会で疲れた身体と心をいやし、安らぎを与えてくれます。養父市に生まれ育った幸せを全身で満喫しています。

市政の動きについてお知らせします。

最初に、農業特区(企業が農地を取得し自ら農業経営を行う「法人農地取得事業」)の今後について、4月19日に野田聖子地方創生担当大臣と面談し協議しました。担い手の高齢化と後継者不足から農業・農村が活力を失い、農地の荒廃と食料自給力の低下が大きな問題となっています。農業の担い手を増やすことが喫緊の課題ですが、現状では先細りとなることは目に見えており、思い切った制度の改良が必要です。この解決に向け市では特区を活用し企業が農業の担い手となることへの道を開きました。その成果は神戸大学経済学部の研究を見ると明らかで、養父市と同じような条件・環境にある多くの自治体への普及が急がれます。

次に、シルバー人材センター(SC)会員に対する配分金の消費税仕入れ税額控除を今まで通りに維持して欲しいと国に働きかけています。来年の10月1日から消費税制度が変わり(インボイス制度の導入)配分金に対する仕入れ税額控除が認められなくなり、その負担がSCにのしかかることで、SCの運営が困難となります。高齢化が進む社会でSCは安心・快適に暮らすための大切な社会の仕組みとなっています。SCを守るため県内自治体等と連携し頑張っています。

以上の2点について、お知らせと支援のお願いをいたします。

養父市長 広瀬 栄

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