11月市長ふれあい広場

更新日:2021年11月15日

温暖化が地球環境を変えたといわれています。秋を迎えても暑い日が続き、突然寒気が列島を覆い、暖から寒へと一変しました。

四季はすばらしい自然の摂理で、人々の生活や文化の基となってきました。しかし、近年は冬から夏へ、夏から冬へと、うららかな春や錦秋を演出する期間(季節)がなくなってきています。

台風や豪雨等の自然災害は巨大化、凶暴化し、人に襲いかかってきます。未来を考えるとき、私たちは未来の市民に大きなツケを残していないかを真剣に考えなければなりません。国は温暖化防止と持続可能な社会づくりのため、2050年のCO2排出ゼロを目標に掲げました。容易に達成できないかもしれませんが、実現できなければ人は地球上で生きていくことが難しくなります。

市では、9月議会で新しい「養父市まちづくり計画」を策定しました。その理念は、2050年の養父市のあるべき姿をイメージし、それを実現するために2030年までの10年間に実行しなくてはならないことを計画としてまとめました。計画の根底にあるのは、国連が定める「SDGs(持続可能な開発目標)」で、目指すところは「誰一人取り残さない社会」を創ることです。「やぶ2050~居空間構想~(社会変革を生み出す新たな結の創出)」を基本構想(未来図)としています。計画の概要版を作成し、皆さまにお知らせします。

新内閣の誕生、総選挙、コロナ第5波の収束、そして新しい「養父市まちづくり計画」策定、時代はゆっくりとアフターコロナの新しい時代へと動き始めました。ともに養父市創生を実現させましょう。

養父市長 広瀬 栄

この記事に関するお問い合わせ先

秘書課
〒667-8651
養父市八鹿町八鹿1675
電話番号:079-662-3168
ファックス番号:079-662-7491