7月市長ふれあい広場

更新日:2021年07月15日

6月市議会定例会において、コロナ禍での2つの社会問題が提起されました。一つは「極度の孤立状態にあり、不安な生活を余儀なくされる感染者や濃厚接触者、その家族等への支援をどのように行うか」、もう一つは「女性の生理の貧困について」です。

まず、感染者等への生活支援は、市としても必要と考えており、各種支援策も講じているところです。ただ、感染者等の情報は、個人情報保護の観点から市には伝えられていません。支援体制は整っているのに、支援を要する相手を知る手段がないのです。市も歯がゆい思いをしています。

問題を解決する方法として、直接、当事者が市に相談できる専用の窓口があればと考え、「感染者・濃厚接触者支援ホットライン」を設置することとしました。市は相談者の個人情報を漏らすことは決してありません。専属の職員が療養や生活の困り事などについてお聞きします。安心して相談してください。

二つ目の、生理の貧困についてです。マスコミ等の報道は内容が矮小化されていると考えています。根本はコロナ禍により仕事や収入が減り、厳しい生活を余儀なくされている人々への適切な支援のあり方です。きめ細やかで丁寧な対応、特に女性への対策が必要であると考えています。こちらも専属的な「女性のための相談室」を設置します。

いずれの相談窓口につきましても7月中旬から下旬のスタートを目指し準備を進めています。設置でき次第、速やかにお知らせいたしますので活用ください。

共に協力し、この難局を乗り越えましょう。

養父市長 広瀬 栄

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