6月市長ふれあい広場

最近、市内各地でコウノトリが飛来したとの報告を聞くようになりました。コウノトリは人里近くに住み、その生息は人間社会の住み良さと自然環境のバロメーターです。幸せを運ぶコウノトリと人が共生できる養父市は、持続可能な地方創生の実現を感じさせます。

新型コロナウイルス感染により、市内のこども園・保育所、小・中・義務教育学校で登園・登校停止が続きました。この措置は、園児・児童・生徒や保護者、教員等の学校関係者から感染者等が発生した場合の対策として行っています。濃厚接触の場合はPCR検査の結果が判明するまでの3日程度、感染した場合は2週間程度を登校停止としています。部活動は5月末まで中止していましたが、6月からは放課後の課外活動として再開しています。市内での感染拡大防止を最優先に、危機管理に重点を置いた対応を行っています。

ワクチン接種については、医療関係者の皆さまのご尽力により、個別接種、集団接種ともに順調に進み、高齢者は7月中に接種できる見込みです。その後、8月下旬までに基礎疾患のある人並びに60歳から64歳の市民等に接種を終えます。12歳から59歳の市民は10月末までの接種完了を目標とします。接種順は、感染リスクや感染した場合の影響が大きい職種、従事者からとし、高齢者との接触機会が多い職種・施設、保育・学校関係者等から接種を始めます。

多くの情報が溢れ、混乱することが多いと思います。そのような時は市役所担当までお問い合わせください。市民の皆さまと一体になりながら困難を乗り越えたいと考えています。ご理解とご協力をお願いします。

養父市長 広瀬 栄