5月市長ふれあい広場

季節は春から初夏へと移り、新緑が目に痛いほど染みます。養父市は、緑のダイヤモンドの中にあります。代かきが終わった田では、カエルの合唱が聞こえます。

新型コロナウイルス感染症は、感染力の強い変異型ウイルスの出現により急速に拡大しています。国は4月25日、今回3度目となる緊急事態宣言を兵庫県全域に発出しました。

養父市では、今まで感染者が確認されていませんでしたが、3月末に市役所職員の感染を確認し、結果として職員9人が感染していることが分かりました。事業継続計画にのっとり、先手先手の危機管理対応を行った結果、役所機能や市民サービスの低下を来すことも感染拡大もなく、今では完全に収束しています。幸い窓口関係業務の職員ではなく、市民等への感染もありませんでした。市民の皆さまには多大な心配を掛け、申し訳なく思っています。今回のことを重大に受け止め、引き続き感染防止に努めますのでご理解、ご協力をお願いします。

ワクチン接種予約受付についてもご迷惑をお掛けしていることをおわびします。4月5日には個別接種500人分、4月19日には集団接種1080人分の予約受付を開始しましたが、市民の感染に対する不安を反映するかのように申込が殺到し、受付機能が不全となりました。これらの反省から受付機能の強化と予約枠の拡大を行うことにより、混雑は解消されました。今後は、ワクチン確保による早期接種に努めます。共に頑張りましょう。

養父市長 広瀬 栄