4月市長ふれあい広場

例年になく、早い桜の開花となりました。退職者を花吹雪の中で見送った記憶は過去にありません。3月末で、10人の市役所職員が退職しました。定めとはいえ、市の発展に長年苦楽を共にした仲間が去ることは寂しく悲しいものです。退職者のご労苦とご尽力に市民を代表し、心から感謝します。

先輩の志を引き継ぐように、翌4月1日には11人の新入職員を迎えました。市の発展と福祉の向上、自らやりがいのある仕事として地方自治に自己実現の夢を描き、養父市に可能性を見いだそうとしている新進気鋭の若者たちです。今後、豊かで安心して住むことができ、活力ある養父市づくりの中心、担い手となる有意な人材です。市民の温かい応援と励まし、見守りが、職員一人ひとりの成長を助け、可能性を引き出し、まちの発展につながります。市民のご支援とご理解をお願いします。

コロナ禍に見舞われてから1年以上が経過しました。感染拡大は第4波を迎えつつあり、いまだ収束の兆しは見えません。ワクチン接種が全世界、多数の国民に行き渡るまでは、波状的に感染拡大は起こるものと考えられます。市では、今まで以上に市民への感染防止に努めると共に落ち込んだ市内経済と市民生活の支援を行い、コロナ後の新時代を明るく活力に満ちた社会とするため、全力を尽くします。市の重点施策として、男女間のみならず社会にある全ての無意識の偏見、格差の解消に全力で取り組みます。

市役所の顧客は市民です。市民に最大の成果を出せる市役所であり続けるため、職員一致団結して頑張ります。

養父市長 広瀬 栄