3月市長ふれあい広場

3月3日から市内小中学校・高校が一斉に臨時休業に入りました。期限を3月15日までとしていますが、状況によっては延長もあります。昨年末に発生した新型コロナウイルスは強い感染力で瞬く間に世界中に拡がりました。体力の弱い高齢者等が感染し、重症化したことにより死亡された方もいます。感染区域は全国に及び、この原稿を記している3月4日現在、国全体で1000人を超す感染者が出ています。県内でも感染者が発生し、見えない脅威に不安が募ります。

安倍晋三首相は2月27日の夕刻、感染拡大防止のため、全国の小中学校・高校等で3月2日から春休みまで臨時休業するよう要請しました。養父市では国の要請、県の動向等をふまえながら、市民生活への影響が極めて大きなものがあることも熟慮した結果、もしもの場合の子どもたち並びに市民の安全確保と、広域的な感染予防・拡大防止の観点から臨時休業を決定しました。共働きが一般化していることに鑑み、こども園や保育所、学童保育は通常通り開園・開所としました。

また各小学校は自主登校できるように教室の開放を行いました。できるだけ子育てに支障が出ないよう配慮をしました。見えない脅威に立ち向かい、感染拡大防止を図るためには、市民がそれぞれできることを実践していかなくてはなりません。市役所、市民、企業等が一体となりこの困難に立ち向かえば、必ず克服できると考えています。皆さまのご協力をお願いします。（詳細は市からのお知らせにご配意ください）

養父市長 広瀬 栄