2月市長ふれあい広場

更新日:2020年02月27日

2月に入り、節分を迎えようとするこの時期まで一度も雪が積もることもなく、温かい冬を過ごすことになっています。このような経験は初めてで、記憶にもありません。草の新芽やさりげなく咲く野の花、小鳥のさえずりは、すでに春の到来を告げています。なんとなく居心地の悪さや薄気味悪さを感じるのは私だけでしょうか。

石炭や石油等の化石燃料の大量消費による二酸化炭素など温室効果ガスの大量排出は、地球温暖化による気候変動をもたらし、地球上のすべての生き物の生存に大きな影響を与えるといわれています。近年の酷暑、巨大台風、豪雨、暖冬などの異常気象はそのことの現れではないかと考えてしまいます。これまでも機会あるごとに言及してきましたが、今を生きる私たちの都合と欲求(便利・快適)のため、子や孫、子孫が住む未来の社会(地球)に大きなツケを残してはなりません。現代社会を生きている者の責任として、未来の人々が安心して暮らせる持続可能な社会の仕組みを構築しておかなければなりません。一人の力は小さいかもしれませんが、多くの人々が行動を起こせば大きな力となります。スウェーデンの少女グレタ・トゥーンベリさんやタイの少女ラリン・サティッタナーサーンさんなど世界中の若者たちが行動を起こしています。また、国連を中心に持続可能な17の開発目標を掲げた取り組みが行われています(SDGsの取り組み)。市としても、地球環境問題の解決に向け、市民と協力して強力に進めたいと考えています。ご理解とご協力をお願いします。

養父市長 広瀬 栄

 

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