4月市長ふれあい広場

更新日:2020年02月27日

平成31年度がスタートしました。30年間使い慣れた「平成」の元号もこの5月から新しい元号に変わります。争いのない平和で、繁栄から成熟へ大きく社会が変革した平成の時代に感謝し、一抹の寂しさと郷愁を残しながら今上天皇から新天皇へとバトンが受け継がれます。

4月1日、お昼前に公表された新元号は「令和」です。出典は万葉集で日本の古典からの引用は初めてとのことです。

「美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」、「明日への希望に花を大きく咲かせることで新しい時代をつくりたい」、「若い世代が夢、希望に向かい活躍できる社会であってほしい」等の意味と願いがこもった元号ということで、新しい時代が始まります。新しい器には新しい酒を注がなくてはなりません。地方分権、地方の自立がうたわれて久しくなりますが、いまだ大きな潮流となって社会を変えるところまでは至っていません。

養父市は国家戦略特区地区指定を契機に新しい地方自治の姿を示そうとしています。養父市だからこそ新しい時代における新しい地方自治のあり方、すなわち器に収める新しい酒としての「過疎地域の再生モデル、現実的地方創生」を造り出すことができると信じています。

また、市役所では新たな年度を迎え気分も一新し「市民起点で、市民一人一人が希求する、やぶ暮らし幸せ社会を、全員経営による最適市民価値の共創で実現する」を使命とし、全職員で共有します。このような意気込みで平成31年度(令和元年)の市政運営に取り組みます。

養父市長 広瀬 栄

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