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文化財パンフレット

文化財パンフレット

パンフレット タイトル画像


 養父市には、養父市指定文化財100件、兵庫県指定文化財49件、国指定文化財9件、兵庫県登録文化財7件、合計165件の文化財があります。これらは国や県・市の法律や条例で指定や登録をうけた文化財です。また最近では近代産業遺産をはじめ、生活の中に埋もれている身近な資料も地域おこしの宝として重要となっています。
 このページは、平成22年から現在までに養父市教育委員会が作成したパンフレットの16項目を公開しています。機会にあわせて作成しているため、重要な文化財でもこの中に入っていないものがあります。しかし、それぞれの記事の中には文化財の楽しい魅力が凝縮されています。そして、幾つもの文化財が連続して養父市の姿を映し出しています。パンフレットの中にある身近な写真の中に様々な養父市の宝を再発見し、新しい養父市の魅力を引き出していただく機会となることを願っています。



1、出石藩の殿様も愛でた仙桜 樽見の大桜
   国指定天然記念物 樽見の大ザクラ 樹高13.8m、根回り7.0m。
   樹齢1000年といわれる風格のある老木です。春には多くの見学者が訪れます。
         別名は仙桜です。江戸時代の元禄年間(1688-1704)には、高さ約15m、枝張は約36m
         にわたり、桜の花は白雪のように美しく、出石藩主の小出英安侯も見学に訪れたと伝わっ
   ています。
    ⇒樽見の大桜 パンフレット (pdfファイル 1587KB)


2、よみがえる古代の但馬 箕谷古墳群
   国指定史跡 箕谷古墳群 「戊辰年五月」の銘のある鉄刀が出土。
   箕谷2号墳内部を見学できるように横穴式石室を整備した古墳公園です。箕谷古墳
   群は国指定の史跡であり、箕谷2号墳出土品は銘文入り鉄刀を含めた103点が国の
   重要文化財となっています。戊辰年は西暦608年とする説が有力であり、兵庫県で
   最も古い漢字資料となっています。
    ⇒箕谷古墳群 パンフレット (pdfファイル 842KB)


3、八木氏と別所氏 八木城跡
   国指定史跡 八木城跡、県指定文化財 木造金剛力士像。
   戦国時代の八木氏、豊臣時代の別所氏が治めた大規模な山城です。八木城主の八木豊
   信は、織田信長の山陰攻めでは毛利勢の吉川元春に味方し、竹田城の太田垣輝延、轟
   城の垣屋豊続と共に反織田勢力として活躍しました。その後、政権が変わり、豊臣秀
   吉は、別所重棟に1万5千石の領地を与えて八木城主として配置しました。
    ⇒八木城跡 パンフレット (pdfファイル 2720KB)


4、但馬妙見 名草神社
   国指定重要文化財 名草神社本殿・拝殿・三重塔。
   名草神社は但馬だけでなく因幡や丹後からも多くの参詣者が集まる山岳信仰の神社で、
   標高800mの妙見山に立地しています。また、名草神社三重塔は、大永7年(1527)に
   出雲大社に建立されたもので、江戸時代に出雲から日本海を船で運ばれて、妙見山の
   現地の場所に移築されました。 
    ⇒名草神社 パンフレット (pdfファイル 991KB)


5、但馬国の大社 養父神社
   県登録文化財 養父神社本殿・拝殿・山野口神社・五社神社。
   養父神社は江戸時代には桜の名所として有名な景勝地であり、現在は紅葉の名所です。
   文化15年(1818)3月、出石藩主の仙石政美侯は147名の大名行列を従えて桜の花見
   に来ています。本殿は、江戸時代末期の建築で、豪華な彫刻をそなえるだけでなく、
   但馬地方では最大規模の檜皮葺きの屋根が現在も受け継がれています。
    ⇒養父神社 パンフレット (pdfファイル 2327KB)


6、おいでんせえ・養蚕のふるさと 大屋蔵垣かいこの里
   養父市立上垣守国養蚕記念館、養父市立かいこの里交流施設。
   養蚕記念館は、但馬の養蚕文化を後世に伝承し、養蚕の神様・上垣守国翁を顕彰し
   ています。上垣守国は江戸後期に養蚕秘録という書物を発刊しました。それをシー
   ボルトがオランダに持ち帰り、フランス政府がフランス語に翻訳し出版しました。
   上垣守国の養蚕研究の成果はヨーロッパまで広がりました。
    ⇒大屋蔵垣かいこの里 パンフレット (pdfファイル 1001KB)


7、富岡製糸場と養父市の養蚕
   世界遺産の「富岡製糸場と絹産業遺産群」。
   養父市の養蚕も群馬県との交流で発展しました。明治14年、養父市大屋町では小倉
   寛一郎が富岡式の器械製糸場を始めました。また、明治30年には兵庫県立簡易蚕業
   学校が養父市八鹿町に開校し、明治41年には同校に兵庫県立原蚕種試験場が設置されま
   した。また、大正3年に郡是製糸株式会社八鹿工場が操業しました。
    ⇒富岡製糸場と養父市の養蚕 パンフレット (pdfファイル 824KB)


8、慎独と黙坐を重んじた人格育成 池田草庵と青谿書院
   兵庫県指定史跡 青谿書院 儒学者池田草庵が弘化4年に開設。
   江戸末期から明治にかけて、武士や農民の子どもたちが学んだ学舎です。池田草庵
   に学んだ人たちには、第3代京都府知事となった北垣国道、横浜正金銀行頭取とな
   った原六郎、東京大学総長を2度務めた浜尾新、文部大臣を務めた久保田譲などが
   います。
    ⇒池田草庵と青谿書院 パンフレット (pdfファイル 548KB)


9、解説板を探して見学する明延鉱山町 明延鉱山
   近代産業遺産群33 明延鉱山 明治42年に錫鉱を発見、昭和62年に閉山。
   明延鉱山は、明治42年に豊富な錫鉱脈が発見され、国内90%以上の錫を産出する、
   日本一の錫鉱山として栄えました。明延にある鉱山遺産の解説板14基を紹介してい
   ます。平成29年に日本遺産となりました。
    ⇒明延鉱山 パンフレット (pdfファイル 931KB)


10、近代化産業遺産 明延一円電車
   近代化産業遺産群33 養父市指定文化財 明延鉱山明神電車。
   昭和27年に明延鉱山から選鉱場のあった神子畑まで、鉱山の中の約6kmを料金一円
   で人々を運びました。明延・神子畑の間では、自走式の白金号や赤金号、電気機関
   車が牽引するくろがね号があります。
    ⇒明延一円電車 パンフレット (pdfファイル 786KB)


11、近代化産業遺産 明延の町並み
   近代化産業遺産群33 明延川に沿った1300mの細長い町並み。
   個人商店が建ち並び、昭和31年には4167人の人々が生活していました。
   明延病院・明延購買会・協和会館・共同浴場、さらに鉱山の長屋社宅などが整備さ
   れ、近代的な鉱山都市が形成されました。
    ⇒明延の町並み パンフレット (pdfファイル 1724KB)


12、近代化産業遺産 明延鉱山の北星社宅
   近代化産業遺産群33 明延鉱山従業員が暮らした社宅群。
   明延鉱山には木造長屋社宅とプレコン社宅があります。明延のプレコン社宅は
   昭和29年に北星市区と坂ノ谷地区に初めて作られました。日本でも創生期のプレコ
   ンが明延に残っています。日本の社宅史研究にとって大変重要な産業遺産です。
    ⇒明延鉱山の北星社宅 パンフレット (pdfファイル 1472KB)


13、近代化産業遺産 中瀬鉱山と町並み
   中瀬金山関所、鉱山車両展示場。
   中瀬、明延、生野は但馬三山と呼ばれた優れた鉱山で、「金の中瀬」とも呼ばれま
   した。豊臣秀吉・徳川家康の支配をうけ、明治時代には工部省鉱山寮、農商務省生
   野鉱山分局、宮内省御料局をへて三菱合資金社の経営となり、現在は日本精鉱株式
   会社が経営しています。平成29年に日本遺産となりました。
    ⇒中瀬鉱山と町並み パンフレット(pdfファイル 1001KB)


14、三階建養蚕農家の主屋群 養父市大屋町大杉地区
   重要伝統的建造物群保存地区 兵庫県景観形成地区。
   大杉地区は兵庫県北部に位置し、養父市の大屋川沿いにある約5.8haの重要伝的建
   造物群保存地区です。養父市は、兵庫県で最も養蚕が栄えた地域であり、養蚕のた
   めの木造三階建の農家群が立ち並ぶ農村景観が現在も受け継がれています。
   重要伝統的建造物群保存地区としては全国で115地区目の選定です。山村・養蚕集
   落では4地区目となります。
    ⇒養父市大屋大杉地区  パンフレット(pdfファイル 2564KB)


15、但馬・養父 大薮古墳群
   兵庫県指定文化財 こうもり塚古墳・塚山古墳・禁裡塚古墳・西ノ岡古墳。
   
養父市指定文化財 野塚古墳群・道林古墳群。
   大薮古墳群には、但馬を代表する大型横穴式石室をもつ4基の古墳があります。

   年代順に示すと禁裡塚古墳・塚山古墳・西ノ岡古墳・こうもり塚古墳となり、但馬
   の大型横穴式石室一覧表によると、それぞれ第1位、第3位、第6位、第14位です。
   6世紀後半から7世紀中頃にかけて築造されました。これは、但馬地域だけでなく、
   丹後・丹波・播磨地方の中でもトップクラスの規模になります。
    ⇒大薮古墳群  パンフレット(pdfファイル 1052KB)


16、但馬・小城 大庄屋記念館
   
養父市指定文化財 長島家住宅。
   大庄屋記念館は養父市小城集落の高台にあります。江戸時代後期に長島善右衛門が
   出石藩の大庄屋を務めたことから大庄屋記念館と呼んでいます。昭和49年に養父町
   民俗資料館として開館し、平成16年に養父市立大庄屋記念館と改称しました。
   敷地は3700平方メートルもあり、母屋、客殿(離れ屋敷)、土蔵などが立ち並んで
   います。室内には、第3代京都府知事を務めた北垣国道の扁額、小林礫川の襖絵な
   どを展示しています。
    ⇒大庄屋記念館  パンフレット(pdfファイル 1072KB)