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まちの文化財(112) まいそう祭り

まちの文化財(112) まいそう祭り
鬼の持つ木箱を松明でたたく拝殿で神官から松明に火を受ける
    鬼の持つ木箱を松明でたたく        拝殿で神官から松明に火を受ける

平成26114日(火)、宮本の御井神社で、まいそう祭りが行われました。夜7時から神事が行われ、宮総代や鬼役など9人がお祓いをうけました。境内では、氏子など約100人が静かに見守っています。

730分、神主が祭壇のロウソクから松明に火を移して拝殿に出てきました。参詣者は拝殿の神官から松明に火を移してもらいます。そして参拝者は、火のついた松明を手にもって境内で広い円陣を作りました。

拝殿から鬼が「おー」と叫んで出できました。右手に木箱、左手に木鉾をもっています。鬼は人々の輪の中に入りました。参拝者は「まぁーいそーない」と声を上げます。鬼は静かに歩きます。参拝者は、松明で鬼のもつ木箱を激しく叩きます。鬼は、左まわりに3回まわると、「おー」と叫んで拝殿に帰ります。さらに2鬼、3番鬼が出現し、境内をまわって拝殿に帰りました。

鬼が手にもつ木箱を、人々が松明で叩いて火の粉を散らすことによって、五穀豊穣と無病息災を祈願します。

行事の特徴を分解してみると、1に鬼と松明が主人公であること、2に参拝者は明かりを消して静かに待つこと、3に神殿の火を参拝者の松明に分け与えること、4に鬼は神殿に住む神さまのお使いであること、5に参拝者は松明を掲げて円陣をくむこと、6に鬼のもつ木箱を順番に参拝者が松明で叩くこと、7に松明を家に持ち帰って神棚の火を灯すこと、などです。

まいそう祭りは、昔は追儺祭ついなさいと呼びました。追儺祭は平安時代から宮中で行われている鬼払いの儀式です。鬼と松明が主役となった火祭りは、但馬地方では御井神社だけに伝わる伝統行事です。力強さと迫力を感じます。

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