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まちの文化財(107) 大杉ざんざこ踊り

まちの文化財(107) 大杉ざんざこ踊り
側踊り大杉ざんざこ踊り
     中踊りを取り巻く側踊り         輪になった大杉ざんざこ踊り

平成25年8月16日、午後1時30からは大杉で大杉ざんざこ踊りが始まり、午後2時からは若杉で若杉ざんざか踊りが始まりました。約2時間に渡って、大屋の山々に太鼓の音が響きました。

大杉ざんざこ踊りの構成は、裃(かみしも)を着けた進行役のしんぽうち(新発意)が1人、そして中踊りが4人、側踊りが約30人います。平成25年は大人が16人、子どもが13で踊りました。囃子役は、歌役5人と笛役3人が務めました。

中踊りの4人は、大団扇(おおうちわ)を背負います。2人は、円形の団扇を背負い、鶴の文様の腹当てを付けます。あとの2人は、軍配形の団扇を背負い、軍配の文様の腹当てを付けます。

大杉の二宮神社では、境内いっぱいに輪になって踊ります。「ザンザカ、ザカザカ、ザンザカ、ザットー」の口拍子にあわせて、太鼓を叩きます。そして「カッカラ、カッカラ、カッカラカー」の口拍子にあわせて、太鼓の縁を叩きます。

大杉ざんざこ踊りの特徴は、第1は踊り手が頭に赤く染めた長い髪の毛のような赤熊(しゃくま)をつけることです。赤熊で顔が隠れる姿から、鬼踊りと呼ばれています。第2は側踊りが輪になって大勢参加することです。

昭和初期には、八鹿町の三谷と万々谷にもざんざか踊りがありました。養父市は但馬地方のざんざか踊りの中心地です。ざんざか踊りは、華やかで風流な踊りであり、学問的には「風流太鼓踊り」に分類されています。

大杉では「ざんざこ踊り」、若杉と九鹿では「ざんざか踊り」と呼びます。但馬弁では「ざんざか」というよりも「ざんざこ」の方が呼び易いことから二つの呼び名があるのかもしれません。いずれも兵庫県指定文化財になっています。

二宮神社の境内は130人の人であふれ、太鼓の音と熱気につつまれ、見学者の心も弾みました。

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