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まちの文化財(65) 養父神社本殿

まちの文化財(65) 養父神社本殿

正面からみた養父神社本殿


山野口神社本殿



兵庫県教育委員会は平成22年3月19日付で、養父神社にある4棟の建造物を兵庫県登録文化財に決定しました。市内では4件目になります。名称は「養父神社」1件で、対象は本殿、拝殿、摂社山野口神社本殿、摂社五社神社本殿の4棟の建造物です。江戸時代後期から末期に作られました。
養父神社本殿は、但馬地方を代表する大型の神社建築として大変貴重なものです。建物の規模は正面が680cm、側面が388cmです。屋根の形態は入母屋造(いりもやづくり)で、正面には千鳥破風(ちどりはふ)があります。
大きな屋根は檜皮葺(ひわだぶき)です。檜の皮を重ねて屋根を葺いた伝統工法です。銅板の屋根が多くなり現在では大変珍しい形式となりました。
正面の扇の上には組物が間を詰めて4組入れられています。また、向拝には豪華な龍の彫刻もあります。
山野口神社は、本殿の後方にある神社です。屋根の形は切妻造(きりつまづくり)になっています。
五社神社は、本殿の前方にある神社です。屋根の形は、三間社流造(ながれづくり)になっています。正面からみると柱間が三間ある構造です。
養父神社は昔から花見の名所でした。文化15年(1818)3月19日、出石藩主仙石政美侯は147名の大名行列を従えて桜の花見にやってきました。また文政6年(1823)出石藩は家臣たちに、養父神社へ桜の見物に行っても村々に迷惑をかけてはいけないという通達を出しました。それほど多くの人が養父神社を訪れました。
先人が熱意を注いで立派な建物を作り、それを現在まで大切に保存継承されてきたものが、歴史的な価値の高い文化財となります。

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