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まちの文化財(33) 今滝寺の弁才天像

まちの文化財(33) 今滝寺の弁才天像

弁財天像


十六羅漢像9幅の一つ



今滝寺には、鎌倉時代から安土桃山時代までの約350年間に制作された仏教絵画が保存されています。その中には、養父市指定文化財は十六善神図(ぜんしんず)(一幅)、八幡垂迹曼荼羅図(はちまんすいじゃくまんだらず)(一幅)、涅槃図(ねはんず)(一幅)、八木豊信像(一幅)などをはじめとする8件の軸物があります。
平成19年3月6日、市指定文化財の中から十六羅漢図(らかんず)(九幅)、孔雀明王像(くじゃくみょうおうぞう)(一幅)、弁才天像(べんざいてんぞう)(一幅)、両界曼荼羅図(りょうかいまんだらず)(二幅)の4件、13幅が一度に県指定文化財になりました。これは、平成16年度から3年かけて、県立歴史博物館学芸員の橋村愛子氏や神戸大学の百橋明穂教授、市教育委員会が調査研究した成果によるものです。
5月15日、神戸市の兵庫県公館において、兵庫県指定文化財指定書の交付式がありました。今滝寺住職の明楽弘世氏と今滝寺総代の久田益生氏が出席し、兵庫県教育長から4枚の指定言が次々に手渡されました。一度に4件の県指定文化財が増え、県下の総数は49件となりました。盗難防止対策などを検討した結果、市内に博物館施設がないため、県・市の指定文化財などの貴重品はすべて、県立歴史博物館が保管・管理することになりました。
特に重要とされているのが弁才天像です。奈良国立博物館が4月7日から5月27日まで開催した特別展「神仏習合、かみとほとけが織リなす信仰と美」にも、兵庫県を代表して出品されました。
展示解説書には、「丁寧な筆致には崩れがなく、制作は14世紀にさかのぼる。弁才天に加えて毘沙門天(びしゃもんてん)が描かれている。弁才天と毘沙門天が七福神に加えられ、福徳神が集まりつつある時期の」全国的にも貴重な絵画だと指摘されています。

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