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まちの文化財(145) 日本の石

まちの文化財(145) 日本の石

県指定文化財のヒスイ
(大屋町加保で現地保存)

加保のヒスイ
(兵庫県立人と自然の博物館の展示物)

一般社団法人日本鉱物科学会は平成28年10月24日、「日本の石」にヒスイを選定しました。大屋町加保はヒスイの原産地の一つです。
「日本の石」の候補は、花崗岩、輝安鉱、自然金、水晶、ヒスイの5点でした。花崗岩は御影石と呼ばれる有名な鉱石です。輝安鉱は日本を代表するアンチモンの鉱石です。自然金は黄金国ジパングとして世界に浸透しました。また、水晶は身近な素材です。この中の輝安鉱と自然金は、中瀬鉱山を代表する主要な鉱物です。
もともと日本ではヒスイは産出しないと言われていましたが、昭和13年に新潟県で初めて発見されました。現在では新潟県糸井川市や富山県朝日町、兵庫県養父市大屋町、鳥取県若桜町、岡山県新見市など、全国約10か所で確認されています。
養父市では昭和52年大屋町加保の道路工事でヒスイを含む岩石が出土し、県指定文化財として現地見学ができるように保存しています。大屋では、ヒスイが作られた地層(土層)の中に鉱石として存在し、ヒスイの誕生過程を研究する上で重要な資料となっています。色が白いのが特徴です。
日本を代表する国花はサクラ、国鳥はキジ、国魚はニシキゴイと言われています。今回、鉱物の研究団体がヒスイを「国石」に選定しました。
平成28年5月10日、一般社団法人日本地質学会は兵庫県の「県の石」に3種類を選定しました。兵庫県の鉱物は明延鉱山の黄銅鉱、兵庫県の岩石は豊岡市の玄武洞にあるアルカリ玄武岩、兵庫県の化石は丹波市の丹波竜です。「日本の石」や「県の石」に養父市の岩石が選定されました。養父市を中心とする但馬地域は鉱物資源に恵まれた豊かな地域であり、鉱業で栄えた歴史ある町であることを証明しています。

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